こんにちは。

Silent Logic 編集長の鏡 司です。


ここ最近、街の空気を観察していて、あることに気づきました。


人は忙しくなる前に、まず「忙しそうな空気」を作る、ということです。


ニュースでは毎日のように新しい話題が生まれ、

SNSでは、誰かの意見が次々に流れてきます。


物価の話。

社会の話。

未来の話。


どれも重要なことですが、

それ以上に印象的なのは、

人の反応の速さです。


まるで、考える前に反応することが

当たり前になったかのようです。




私はこういう時、

少し距離を置いて観察します。


研究者が顕微鏡を覗くように、

「何が起きているのか」ではなく、

「人がどう反応しているのか」を見るのです。


すると、不思議なことが分かります。


落ち着いている人ほど、

行動が安定している。


焦っていない人ほど、

結果的に前に進んでいる。


これは精神論ではありません。


人の脳は、情報が多すぎると、

判断の質が下がるという特性があります。


だからこそ、

すぐに反応しないという選択は、

実はとても合理的な行動なのです。




私自身も、

すべての話題に参加するわけではありません。


ニュースは見ますが、

意見を持つのは後でいい。


流行は知りますが、

乗るかどうかは急がなくていい。


世界が動いていることを理解し、

その上で、静かに自分の時間を生きる。


それだけで十分です。




世の中が動いていることは、素晴らしいことです。

人が考え、議論し、変化し続けている証拠だからです。


その流れを否定する必要はありません。


ただ、すべてに参加しなくてもいい。


理解し、尊重し、

そして、必要な分だけ受け取る。


残りは、静かにスルーする。


それだけで、

世界との距離はちょうどよくなります。


今日も世界は動いています。

それを肯定しながら、私は静かに見ています。


そして、それで十分だと思っています。