世間一般で言われていて、自分にとって違和感のある言葉があります。
その言葉は・・・・「自然保護」
素直にとればいいのかも知れないのだが、私はいつもこの言葉を聞くとき、いやな気分になります。
へそ曲がりかも知れないんですが・・・・
なんで嫌いかというと・・・人間がお高くとまって聞こえるんです。
自然を見下している人の言葉に聞こえるんですよね・・・
人間も地球上で生きている一員であり、その一員である人間が自然保護って・・・何かおかしくないでしょうか?
というのが私の意見です。
もちろん自分たちが生きていくための住環境を大事に保護することについては異論はありません。
大事に守り育てないといけないと思います。
そして、子々孫々繁栄が続くことを心より念願にしている人間の一人です。
自分たちの繁栄が、自然を抜きに語れないのもわかります。
もしかしたら宗教的な思想になってしまうかもしれません。
ただ上にも書きましたが、私たちも自然の一部なんです。
また、生きていくためには、他の動植物から栄養を摂取しないといけません。
だからこそ、生きていくための環境(生物資源保護を含む)を大事にすることがとても大事だし、私たちが生きていくために糧となった生き物たちには、心からの感謝が必要だと思います。
無用な殺生は慎むべきだと思います。
その感謝の気持ちの上で、自然保護を訴えるのならわかるんですが、聞いていてなんとなくそんなことは抜きにした自然保護という言葉が氾濫しているように思えるんです。
もちろん私が言った意味を含んでいるものもあると思います。
しかし大半は、自分たちは別にして、高みから自然保護を訴える極めて自己欺瞞的な言葉に聞こえるんです。
だから、この言葉を聞くと、なんだかな~っていうのが私の考えです。
また、一部の動植物はかわいそうだから保護しなくてはならないなどという団体があります。
そんなこと言ったらみんな生きてはいけません。
そういう団体の人たちは、本当に動物保護を訴えるなら、人類滅亡と言い方を変えるべきだと思います(自分たちを含めてね)。
それであっても地球の天変地異等で、滅亡するものもたくさんあると思います。
まあ、とりとめがなくなってしまいましたが、もし、保護を訴えるなら「自然保護」ではなくて、「環境保護」をスローガンにするべきだと思います。