ここのとこ、
男性性、女性性
って言葉をよく聞きます。
男性でも、女性性の部分があり、女性でも男性性の部分がある。
まあ、当たり前と言えば当たり前のことなんですよね。
だって、両方のホルモンを皆が持って産まれてきているのだから。
その数値が高く出た方が、自分を認識するための性となるんです。
つまり、男性は、男性ホルモンが高く出て、女性は女性ホルモンが高く出る。
でも、高く出ているだけであって、もう一つのホルモンも皆が持っている。
ただそれだけのこと。
僕の場合は、頭の認識と体の性とが一致していなかっただけで、皆と一緒。
つまり、女性の時は、女性ホルモンがたくさん出ていたってこと。
まあ、いくら性別を変えたからといって、元の性別を認めないと、次にいけなかったのです。
なぜか、
元々の性を否定するってことは、自身の「命」を否定することになるから。
現に僕は、子宮&卵巣を取ってしまったので、これから死ぬまでは、生きるために男性ホルモンを補充していかなくてはいけません。(注射をしなかった場合、骨粗鬆症になり、それが原因で命を落とすことになるんです。)
だって、元々産まれ持った性を否定している=「命」を否定してしまっているから。
ホルモン注射をすることにより、元々の性の女性も認めつつ、頭の中の性=男性を取り入れることにより、自分自身を心地よいものにする・・・否定を肯定へと変化させているんです。
注射をすれば、体への負担ももちろんあります。
でも、僕はこのリスクを負ってまでしようと思ったのは、やはり亡くなる時、後悔したくなかったから、ということと、今現在の生活の質を上げたかったから。
ただこれだけです。
でも、僕は最初の入りが、女性というものを全て否定してからの入りだったので、女性性全てを排除したかったですね。
そんなことをする方が、自然ではないのに。
そりゃ、いろいろなことが、回る訳ないんです。
結局、人間一番バランスがいい状態ってのが、
自分の本来の性を認めつつの、もう一方の性をたまに出す状態なんです。
このたまに出すってとこが重要で、ずーっと出していたら、本来の性が抑圧され、
本当の自分ってのが、分からなくなってしまうし忘れてしまうのです。
そして、人間ってね、
ずーっと同じ景色だと飽きるんですよね。
これは、男女どちらにでも言えることで、
例えば、
ずーっと【優しい旦那(彼氏)】、ずーっと【亭主関白】、ずーっと【かかあ天下】、などなど。
優しい奥様・旦那(彼氏・彼女)が、たまに怒ったりするから刺激がある、亭主関白な旦那が、たまに優しさを見せてくれるから、嬉しい・・・といった感じで、いつもと違う空気を吸うことが出来るから、新鮮な空気が体の中に入っていくんだと僕は思います。
ベースとは違う姿を見せるから、相手が
面白い、もっとこの人の面白いとこを見たい
って思い、興味が出てきたり、嬉しかったりするのだと、僕は思います。
それは、やはり誰もが、
自身の性とは逆の性も持って産まれてきているから。
だから、その逆の性の部分もたまに刺激をしてやり、
気持ちの循環、愛情の循環
をしてやらないと、魂が喜ばないのではないかなと思っています。
特に女性は、一ヶ月の周期でもホルモンバランスの上下が凄いし、まして出産を経験出来る体ってことは、それだけ男性性も頻繁に出たり入ったりするってことだと思います。
ってことは・・・変化を求めるのが好きでもあるし、我慢強い生き物だということかと。
この世の中、何事も循環、男女の仲も人間関係も例外なく循環の上で成り立っているんです。
それは、
命というかけがえのない、広大な物の上で繰り広げられている循環
なのです。
だって、命自体が循環の上で成り立っているんですよ、その上で繰り広げられていることなのだから、
循環があって当たり前なんです。
循環を止めてしまうのは、簡単。
いかにこれを、継続させるかが難しい。
僕達一人一人の命が、ここにあること自体が奇跡に近いのだからね。
【現在予定中のイベント】
平成28年1月8日(金) はっちゃけ ぶっちゃけ新年会in鳥取
僕達が大好きでヤバイ方をお迎えしてのお話し会プラス新年会です。
すでに、告知前で残席少なくなっております(笑)
1月下旬
モッさん夫妻のパートナーシップについてのお話し会in名古屋
※詳細は、後日。