僕と直美①はこちらから


僕が、直美のことを好きになった理由、それは

こいつと一緒にいたら、楽しいに決まっている 

と思ったから。

だってね、
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こんなことや、

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こんな顔が、普通に出来る奴ですよ。

楽しいに決まっているじゃないですか(笑)

そして、もう一つ、

根っこの部分、大事にしていることが一緒だった

から。

ある意味いろんなことに自信満々の直美に出会い、最初の入りは、憧れもあったような気もしますが、もう、僕の心は、

直美一色

となってしまいました。

こいつなら、僕のことも息子のことも、ありのままで全て包んでくれると。

告白しようと思った数日前、直美は福岡の友人宅へ遊びに行ってました、

それまで、少ない時間でも毎日のように会っていた僕は、なんか分からないけど、めっちゃ不安でもありました。

電話でもいいから、声が聞きたい。

電話をしてきてくれたのですが、声を聞いたら聞いたで、今度はただ

寂しい

という感情だけが残ってしまいました。

寝ても覚めても直美のことばかり。

僕は、不安のあまり、息子のバットをかり、素振りを300回ぐらいしました(笑)。

それでも払拭できない、俺の不安感。

当たり前ですよね、

好きってこと伝えてないんだから。

自分のきちんとした気持ちを伝えてないのに、自分の中にある不安感が取れる訳ないです。

「よし、帰ってきたら思い切って告白しよう」

って決めました。

そして、告白当日。

僕は、朝からワサワサ・ドキドキしていました。

だって、今まで二人でしてきた楽しかったこととか、嬉しかったこととかが、友人の枠を超えることにより壊れてしまうかも知れないと思ったから。

そして、直美は僕が女であるという事実で僕と一緒にいてくれた。

直美は、女の人が恋愛対象ではないってことも分かっていた。

なので、僕のことを受け入れてくれるかどうか、っていう不安感ばかりが押し寄せてきました。

この時、仲の良い友人として一生付き合っていくことも出来ると思いました。

思いましたが、もう僕の心は嘘をつくことが出来なくなっていました。

自分自身に正直に生きることは、

周りに対しても

正直に生きること

ダメもとで、直美に今の気持ち全てを話しました。

「自分は、キムラちゃん(直美)のことが好きだ」

「自分は、キムラちゃん(直美)と一緒に一生生きていきたい」

「自分は、女の子の気持ちも分かるし男の子の気持ちも分かる」

「自分は、女としてキムラちゃん(直美)に告っているのではなく、一人の人間としてキムラちゃん(直美)のことが好きだ」

「キムラちゃん(直美)が戸惑うのも分かる、自分もかなり戸惑っているから」

「嫌いになってくれてもいい、でもその前に言っておきたかった」   など

と、もう直美のことが本気で好きなんだってことを、洗いざらい全て出しました。

直美は、黙って僕が言い終わるのを聞き、しばらく沈黙が続いたのですが、その後一言、

「しんどかったね」

って言ってきたんです。

この頃の僕は、弱いところを見せるのが、めちゃくちゃ苦手でした。

それは、小さい頃から

お姉ちゃんなんだから

と言われ続け、僕は弟のことを

守らなければならない

という、呪いにかけられていた(と思い込んでいた)から。

なので、いつも無理をして、自分を強く見せようとしていました。

もちろん、このシチュエーションでも、この強さというものを出していたのですが・・・。

直美は、僕が無理をして強く見せているということを見破っていたのです。

もう、この一言で僕の中で築き上げてきた、「強くなければいけない」という、自分の中の強い抑圧が取れ、その抑圧の中に隠されていた、

親に弟より甘えたい

という気持ちが、ウワッと出てきてしまいました。

その後、直美は

「おいで」 

と言って、両手を広げてくれたんです。

僕は、もう強くなくてもいいんだ、甘えれるんだって思った途端、涙が止まらなくなり、直美の胸へと泣きながら行きました。

そして、この時、

人間として、一人の人を正直に真っ直ぐ愛し抜く決意を僕はしました。

この感情は、僕が性同一性障害という体で生まれてこなかったら分からなかった、出来なかっただろうなと思います。

普通に恋愛が出来ることが、当たり前だと思ってしまうだろうから。

人間っていうものを素直に感じなくても、愛は貫き通せるから。

僕は、自分に正直に生きていたら、必ずそのご褒美がくると思ってます。

それは、僕が直美と出会ったように、息子に出会えれたように。

そして、みんなにその権利がある。

なぜなら、みんな、

人間

だから。

人間って、おもしろいよ。

自分自身に嘘をつくこともできるし・・・。

でもね、自分自身に嘘をつくってことは、他の人にも嘘をつくってこと。

別にカッコいい人生を歩まなくてもいいんです。

だって、みんながカッコいい人生だったり、いつもカッコ良かったら、カッコ良さという良さが激減するでないですか(笑)。

たまにカッコいいから、嬉しさも増すし、良さも増強するんです。

これは、恋愛以外にも、自分の人生全てに通用することです。

しくじっても大丈夫。

しくじるってことは、自分の気持ちに正直に動いたってことだから。

しくじった上での正直な生き方は、どんなに嘘をついても滲み出てしまうから。

僕は、気持ちに嘘がつけなくて、自分に嘘がつけなくて、それは直美も一緒で・・・直美も僕も、そこに惹かれたんだと思う。
 

僕は、ひとしきり直美の前で泣いた後、キスして良い?と聞きました。

直美は、困惑していましたが頷いてくれ、僕は直美と初めてキスをしました。 

泣き顔で、鼻水でっぱなしのカッコ悪いキスでしたが、僕の中では今までで最高の姿だったなと思います。

何故なら・・・自分というものを全てさらけだし、気持ちや感情に噓偽りのない本来の僕の姿だったから。


その③へ続く。


【現在募集中のイベント】
島根県出雲市
モッさん夫妻の波乱万丈(?)人生劇場
日時】11月21日(土) 13時30分から17時 

場所 レンタルスペースCOTOHA(コトハ)
(出雲市中野美保北3丁目4-9・(0853)25-7895)
http://cotoha-coco.jimdo.com

定員10名(残8名)

参加費】20,000円(事前振り込み)   
入金後は、原則いかなる理由でも返金いたしません。ご了承ください。

お問い合わせは、須田幸子さんの
①フェイスブックへ友達申請後、メッセージにてお名前・ご連絡先電話番号を記入し送信】②メール【ukiuki117@ezweb.ne.jp に、件名:出雲お話し会参加とご記入いただき、お名前、ご連絡先電話番号を記入して送信】※アメブロのメールは、お断りいたします。
①か②の方法でお願いします。ご連絡があり次第、こちらより入金先などを返信させていただきます。入金確認後、正式申し込みといたします。
詳しくは、◆◆◆

◇東京都内
たまこと岡田と子宮男子モッさん夫妻の人生とお金の話し~誰でも本当はスーパーマン~
【日時】
2015年12月6日(日) 13時から17時
2015年12月7日(月) 13時から17時
(超集中セッションですので、2日間ともご参加ください。)

【場所】
  12月6日(日) アットビジネスセンター渋谷
  12月7日(月) ヒルトン東京
※詳しくは、申し込みされた方にお知らせします。

【こんな方が対象です】
・楽しいことがわからない方
・今の人生に満足していない方
・何年も感情解放の仕方や子宮メソッドを自分なりにやってきたのに、すべてが空まわってるなあと感じてる方。
・今、人生どん底ですっていう方
・お金を回すを体感したい方
・岡田さん、モッさん夫妻に会いたい方    など

【参加費】
 お一人様 十万円(2日間の合計金額です。7日(月)のヒルトン東京は、珈琲・紅茶・ケーキ付き)

詳しくは、◇◇◇