新型コロナウイルス流行にあたって社長福田が思うこと | 漆喰九一のブログ

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名古屋市北区の左官屋です。
国産天然素材のみを原料にした漆喰を、オリジナルで開発・製造・販売・施工しています。

コロナウィルスと漆喰について、受け継ぐべき貴重な教えがあります。
欧州の古い街では壁を漆喰で塗りこめています。

 

 

これは漆喰がコロナウィルスのような目に見えない感染のリスクを下げる効果があったからです。

もちろん白くて美しいという美観の良さもありますが、それ以上に期待できたのは抗菌性の高さでした。


仕組みを簡単にご説明しますと、
石灰岩(炭酸カルシウム)を焼いて水に溶かした物(水酸化カルシウム)を壁に塗ると空気中の二酸化炭素を吸収し、
もとの炭酸カルシウムとなり白くて硬い壁を作ります。(炭酸カルシウム+水酸化カルシウム)

炭酸カルシウムは石であり中性ですが、

塗られてから二酸化炭素と反応しきれずに壁に残る水酸化カルシウムがph12.5〜13のアルカリ性で、

これが壁にあるうちは壁にくっついたウィルスは生きられません。

西洋でも日本で漆喰には部屋の抗菌性を高める効果があり、感染リスクを下げることができます。

日本おいての私の聞き取り調査では栃木県の日本プラスターさんもご先祖には結核など肺病に罹った方はおらず、

私の家系を4代前まで遡っても肺病で死んだ者はおりません。

私がこの事に気がついたのが2003年でした。

2007年に漆喰の普及を目指すことを目的として社名を合資会社福田業務所から株式会社漆喰九一に名称変更しました。

西洋の古い街並みを美しいと感じ、国内に於いて天保の飢饉も関ヶ原の戦いでも受け継がれた漆喰の製法と技術は受け継がねばならない重要な理由があるのです。

それは漆喰には気味の悪い感染症から命を守るという役割があるということです。

私は医者ではないですから漆喰でコロナウィルスに感染しませんとは言えませんが、

感染リスクを下げることは確実にできます。

治療では手遅れになることもあるいつ来るかわからないウィルス感染症に対して居心地良く、

抗菌性の高い漆喰の部屋をご検討ください。

 

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