漆喰で壁画をつくりました (その2 材料・下絵) | 漆喰九一のブログ

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名古屋市北区の左官屋です。
国産天然素材のみを原料にした漆喰を、オリジナルで開発・製造・販売・施工しています。

岡島です。


そんなこんなで、なんとかデザイン案を固めるところまでこぎつけた壁画工事。

画伯、がんばっております。


試行錯誤がうかがえます。


当初、材料は漆喰でということになっていたのですが、社長が雨上がりに現場に行った際に、お庭の水たまりの土が深いこげ茶色なのを見て、ここの土地はとても肥沃な土壌をしているんだなと思い、メインになる材料の着色に、この土を使おうとひらめきました。

土と漆喰を半々に混ぜた材料を「はんだ」といいますが、それと瀬戸の土をまぜてつくった材料で、造形することにしました。


庭いじりしてるおじさんに見えますが、仕事中の社長です。


持ち帰った土をふるいにかけます。ひたすら続くこの作業で、青山画伯がたどりついた境地は、、

「ジェームス・ブラウンのBGMが、ふるい作業にはもっとも適しています」

あ、そ、そうすか、、、お疲れさまっす。


材料をこの機械で混ぜ合わせていきます。このように、真剣に仕事してるときもあります。


いいからまじめにやってください。


これが今回の材料。どんな壁になるんだろう。

 

いよいよ壁に下絵を描きます。

画伯の本領発揮のとき。相変わらず高いところでの作業です。見てるだけでこわいよう。

中央下にチラッと扇風機が写ってます。高さ伝わるかなぁ。



山かな?


川かな?

とうとう始まってしまいました。この段階でもまだ、完成イメージは誰の頭の中にもありません。

どうなることか。



つづく。