結婚式場の待合室の壁をジョリパッドで仕上げてあります。仕上げのパターンはオリジナルで得意の舟山仕上げです！！
下の写真はとある飲食店のお手洗いの写真です。モルタルで擬石を作りました。
今後もこのような写真があったらアップしていきます！
最近お問い合わせの中で多いのは、新築の家に塗り壁を取りいれたいというご意見です。
これから新築の家を建てるので、私ども大吉に塗り壁部分だけお願いしたい。
という人もいらっしゃいますし、
すでに新築の家を建てたが、やはり塗り壁をお部屋に取りいれたいのでクロスの上から塗り壁をお願いしたい。
という人もいらっしゃいます。
私ども大吉は、外壁ではなく、内装の漆喰塗り壁を得意としています。
新築のお家の場合、内装の塗り壁施工は基本的に他の工事が終わってからスタートします。
これから新築の家を建てて、そこに塗り壁施工をする場合は、塗り壁の左官仕事は最後の方になるということを知っておいて頂ければと思います。
このような人が塗り壁を取りいれたいと思う理由は主に以下の２つになるでしょう。
壁紙のクロスよりも、やはり漆喰塗り壁にしてヨーロピアンな雰囲気をだしたい、アジアンテイストなお部屋に変えたい、というようなデザインや雰囲気を変えたいというケースがひと
つ目。
ふたつ目は、新築の家はホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(ＶＯＣ)が出やすいと聞き、シックハウス症候群対策として塗り壁を取りいれたいという健康面を考えてのケースです
。
新築の家をすでに建てていている人の場合は、クロスの上に漆喰塗り壁の工事をすることになります。
「クロスの上に漆喰塗り壁はできますか？」
というご質問を頂くのですが、クロスの上に漆喰を塗ることはできます。
シックハウス症候群対策を考えるのであれば、クロスをはがしてから塗り壁を塗った方がいいのではないですか？
というご意見もありました。
このことに関してはその現場によるのですが、クロスの上に漆喰塗り壁をした方がいい場合が多いです。
新築のお家だけでなく、通常のお家にも同じことが言えるのですが、シックハウス問題を引き起こしているのは、壁紙クロスを貼る際に使われている化学のりです。
クロスそのものにも、クロスを柔らかくするための可塑剤(かそざい)という化学物質が注入されているのですが、ホルムアルデヒドなどは化学のりから多く揮発しています。
この化学のりは、クロスの下のボードにまで浸みこんでしまっている場合がほとんどです。
加えて、クロスをはがす際には大量のＶＯＣがお部屋に揮発してしまいます。
こういった理由から、クロスの上からの塗り壁をおすすめしております。
新築のお家やリフォームしたてのお部屋からはＶＯＣがたくさん揮発しているので、換気はこめまに行いましょう！
千葉県内、東京２３区で漆喰を塗ることができる左官職人をお探しの方は、是非とも私ども大吉にお声掛けして下さい。
漆喰壁の中でも、大吉では内壁、室内壁を専門にしています。
漆喰の無料サンプルもご用意しています。
３０センチ×３０センチの大きさなので、サンプルの大きさとしては業界内でも上の方だと思います。
サンプル自体は無料ですが、送料はお客様にご負担いただいております。
施工エリア内の方のみにサンプルサービスをしているのですが、このエリア内であれば送料は約1,000円となります。
最近このサンプル請求がとても増えているので、ご請求のタイミングによっては少々お時間を頂きますが、１週間から２週間でお手元に届くようにしております。
ここで、少し漆喰塗り壁の職人についてのお話をさせて下さい。
漆喰をしっかりと塗ることができる職人は、実は今の日本に多くいらっしゃいません。
江戸時代のころまでは、左官職人と言えば塗り壁を塗る人のことをいいました。
しかし、現代の日本ではビニールクロスを貼る人という認識があるでしょう。
日本の住宅の90％以上のお部屋にはビニールクロスが貼られています。
残りの10％が塗り壁や板張りなどになります。
日本の住宅には自然素材があまり使われていません。
漆喰はヨーロッパなど世界中で使われているのですが、日本では石油系の建材が多用されていて、漆喰を含めた自然素材を住宅に使わない傾向にあります。
この理由を端的にご説明すると、第二次世界大戦で荒廃した日本は、早急に人々が住む家を確保しなければならなくなりました。
そうすると、それまで主流だった漆喰や土壁の建物よりも、短時間で誰がやっても同じ家が建つ、大量に建てられる新建材を使った建物が主流になったのです。
こういった経緯で漆喰を塗ることができる職人がどんどん減っていきました。
しかし現代になって、再度漆喰を含めた自然素材を住宅に使おうという動きが活発になってきています。
自然素材は最終的には土に還ります。そして、漆喰はシックハウス症候群対策に役立つと言われています。
エコロジーと健康という考えは、日本人の中で少し前より大きなものになりました。
「漆喰を自宅の壁に使ってみよう！！」こう思っても、漆喰職人が地元にいないことがあるかもしれません。
そんな時は、わたくしども大吉にお声掛けいただければ幸いです。
漆喰職人というのは、数年間は塗り壁の修行をしているものです。
大吉代表の舟山も、愛知県にて７年間の壁塗り修行をしています。
はじめの二年間は材料運びや片付けしかできなかったため、欠かさず日曜日に会社の倉庫で壁塗りの練習をしていました。三年目からようやく現場でコテを持たせてもらえるようになったんです。
それからさらに四年間みっちり修行をしています。
その後、地元である千葉県に帰ってきました。
漆喰職人というのは、ここまでの修業をしている人なのだと思います。
施工エリアにお住まいであれば、一度大吉にお声掛け下さい！
漆喰の工事は湿式工法(しっしきこうほう)になります。
湿式工法の反対は乾式工法(かんしきこうほう)です。
クロス張りなどは乾式工法になります。
水を使う湿式工法は乾くのを待つ作業が必要になるので、水を使わない乾式工法よりも工期が長くなる傾向にあります。
ここで、私ども大吉の漆喰工事の工期を見てみましょう。
１０平米 約２日から３日間
２０平米 約３日間
３０平米 約３日間
４０平米 約４日間
５０平米 約５日間
６０平米 約６日間
７０平米 約７日間
８０平米 約８日間
９０平米 約９日間
１００平米 約１０日間
１５０平米 約１５日間
２００平米 約２０日間
実際の漆喰工事の工期は前後します。
乾くのを待つ時間は夏よりも冬の方が長くなるので、工期は基本的に冬の方が長くなります。
上に書いた期間は、冬に職人１人で作業したときの工期の目安です。
現場に職人が２人入る場合は、工期は短くなります。
漆喰の工事をするお部屋では、まず壁沿いにあるタンスやその他のものを移動し、養生(ようじょう)といってお部屋を汚さないように作業できる環境作りを整えます。お仏壇などは、特に気を使う部分です。
床にもブルーシートなどを敷き、お部屋が汚れないようにします。
漆喰工事の日がまたぐようであれば、ブルーシートなどを一度撤収し、また次の日に敷き直します。
そのままでいいとお客様に言っていただいた場合は、最低限の撤収作業を行います。
漆喰は簡単に言うと、塗って乾くのを待ち、その上からまた塗るという工事方法です。
２部屋以上の工事の場合、１部屋の作業が終わっていれば、そのお部屋には入ることができます。
漆喰の場合は塗りたての時に少々においがでるので、妊婦さんなどはお部屋に入らない方がいいでしょう。
しかし、においが大丈夫であれば問題ございません。
時間がたてば、生活臭などを漆喰が吸ってくれるようになるので、無臭のお部屋ができあがります。
マンションなどの漆喰工事の場合、工事の音がうるさいのではないかと気にされる方がいらっしゃいますが、そこまで大きな音はでません。
リフォーム業界の中では、左官工事は音をたてない方です。
気になる方は、お隣さんへ工事の事をお伝えしておくといいかもしれません。
天井に漆喰塗り壁施工をしたい、という方は今増えています。
ＤＩＹで塗り壁を考えている人でも、天井だけは左官職人にやってもらいたいとお考えの方もとても多いです。
事実、天井に漆喰塗り壁をするのは、素人さんでは困難です。
壁から天井にかけて段差がある場合がありますが、こちらも素人さんですと少々難しいです。
以前にお問い合わせフォームから次のような質問を頂いたことがあります。
『マンションの壁天井に漆喰を考えているのですが、なるべく工事費を抑えたいので、天井を大吉さんにやってもらい、壁部分を自分で塗りたいのですが、そういったことは可能ですか？』
この質問に対するお答えですが、もちろん可能です。
われわれ大吉が天井を塗っているときに、ご主人やご家族の方に壁を塗って頂く場合、“漆喰の塗り方”もレクチャーさせて頂きます。
天井と壁の漆喰の色を変える事もできます。
天井だけを塗り壁にしたい場合はそれも大丈夫です。
ただ一点、こういったケースの場合、天井のトータル施工面積がある程度の平米数でないとお受けできない場合がございます。
天井に漆喰塗り壁をお考えの方は、そういった事も合わせて一度われわれにご相談してみて下さい。
漆喰の無料サンプルもお受付しておりますので、塗り壁にご興味がおありの方は、取り寄せてみて下さいね。
