主な登場人物…俺(くろま)、家畜、けーほう


※撮り鉄の話だけど0日目は電車の写真ほぼ出てこないよん


遠征は神出鬼没である

「24日、PDC回送」1ヶ月動いていなかったグループLINEに突然の通知。遠征のお誘い。


どうやら1年前に苗穂から釧路まで運ばれたキハ143がまた釧路から苗穂へとんぼ返りするとのこと。そして俺らの参加はグループにスジが投下された時点で自動的に決まっていたらしい。あのさ


まあ行くんだけどね


そしてうだうだ行程を決め、結果的に「23日にオール下道で釧路入りをし、夕陽ノロも回収しよう」作戦が定められた。


そして9月23日午前7時30分頃、地下鉄東西線の車内に異常男性3名が集まる事案が発生した。


けーほうはキャタむき出しで地下鉄に乗るのはさすがに恥ずかしいと、クソデカゴミ袋に入れて運んできた。わりとカモフラージュになっていたが、ゲバむき出しで乗ってる時点で意味ねーよ。


地下鉄車内で天気予報を確認していると、曇り予報だった石勝線沿線が晴れ予報に変わっていた。


「高速使って占冠で芋臨撮らね」


車に乗る前から行程は崩壊した。撮り鉄は予定通り動けない生き物。

この選択によって後に俺らが死にかける羽目になったのかもしれない。


新札幌のレンタカー屋でもう1人のオタクと合流。彼は夕陽ノロを撮影したらその日のうちに離脱するらしい。

午前8時、オタク4人を積載したライズは、雲ひとつない快晴の下を意気揚々と走り始めた。運転手は家畜。


芋臨の時刻に間に合わせるため追分ICから道東道を使う。

由仁SAの手前、インカーブに差し掛かった頃、突然


 パンッッッッッッッ


という音と共に車が大きく揺れ中央分離帯へ突っ込みかけた。

一瞬走馬灯を見たが家畜の冷静な運転によりなんとか路肩に停車。焦げ臭い。降車して確認すると右側後輪がバーストしていた。は????



とにかく各所へ連絡。レンタカー屋は「代車を手配するから交通機関等を使って自力で新札幌まで帰ってきてね」と言い放つ。こんなド田舎からどう帰れってんだよタコスケ

しかもバーストしたタイヤ代は俺らが払えと言う。フル保証ってなんだよカス、フルの意味調べろボケ


レッカーが現場に到着し、俺らは新夕張駅まで運んでもらえることに。不幸中の幸いか、とかち4号がすぐに来る時間だった。

しかしレッカー車内でもトンチンカンな出来事が起こった。

「夕張駅まで送りますね」と言われ、レッカー車は夕張市内へ。しかし様子がおかしい。新夕張駅を通り過ぎて石勝線の高架をくぐっても車が止まらない。けーほうが咄嗟に「新夕張通り過ぎてません?」とレッカーの兄ちゃんに聞く。兄ちゃん「あっ」

ナビを新夕張駅ではなく夕張駅に設定していたらしい。あのさ



新夕張駅のホームでひっくり返ってたらレンタカー屋から連絡が入る。新札幌までの交通費は負担してくれるとのこと。切符の種類は指定されなかった。俺らは電話を切った瞬間に

        

「「「グリーン乗るか」」」


皆考えることは同じ。


釧路で離脱予定だったオタクは近くを走っていた別のオタクカーに押し込まれ、先に釧路へと向かった。


とかちの車内で精算をする。「新夕張から新札幌までグリーンで」と言うと車掌はめっちゃ変な顔をしていた。そりゃそうだよな



ムカついていてもグリーン車というのは快適なもので、シートをめいいっぱい倒して新札幌へ向かう。

店に着き、代車を手配してもらうが店員の態度は最悪、ヘラヘラとなにか作業をしながら謝罪をしてきた。絶対タイヤ代払わんからな


代車はホンダのヴェゼル。バックモニターが壊れていて真っ暗らしい。この期に及んでぶっ壊れた車貸すのかよ。


イライラしながら再出発。夕陽ノロは早々に諦め、日勝峠の廃道を見てノンビリ行こうということにした。この間も電話でレンタカー屋にタイヤ代についてゴネながら進む。


音更でインデアンを補給。これが人生

何故か家畜がカーオーディオで変態糞土方を流し始めた。お前車降りろ


釧路に着いたのは21時を過ぎた頃。当初の予定より5時間ほどの遅れだった。払い戻ししろや

不幸中の幸いかその日の芋臨はウヤ、夕陽ノロは曇って敗北だったらしい。


釧路の宿は男3人でラブホに行こうと決めていた。なぜなら安くて面白そうだから。

ラブホに着いたが弱者男性3人の知恵を集めてもラブホの使い方がよく分からない。車を駐車スペースに入れ、どうしようか話し合っていたところでアホな俺がシャッターの閉めるボタンをポチポチ押して遊んでいたせいで閉じ込められた。ボタンが2つあり、もう片方はシャッターを開ける用のボタンかと思っていたが、実際は閉まるシャッターを一時停止させるためのボタンだったのだ。

しかたなく覚悟を決めて部屋に入ると、「わりとええやん」の顔つきになった。

広いベッド、謎のボタンが沢山ついてる風呂、コンドーム…

俺とけーほうが中学生並に大騒ぎしているとフロント?から電話がかかって来た。3人で泊まるには追加料金がかかるらしい。

サイトには3人で泊まっても追加料金は無いような書き方のくせに部屋に入ってから電話で聞かされた。迷わずその場でキャンセル。



機材だけ並べて記念写真を撮りトンズラ。

仕方なく0時までやっている銭湯で汗を流し、車中泊をすることにした。銭湯の脱衣所では他の撮り鉄グループらしき人たちの会話が聞こえてきた。

オタク共が一斉に東へ向かっていると思うとめっちゃキモいね。


体が温まり眠くなってきたので、その辺のPAで寝ることにした。風呂で使った濡れタオルをワイパーやサイドミラーで干しまくり、席を倒すためにけーほうの脚立を車外に放り出した状態の完全不審車が誕生した。けーほうのdアニメストアを乞食してぼっち・ざ・ろっく!の10話を視聴、家畜とけーほうは倒した座席で、俺はトランクで眠りについた。


この日は電車オタクしかいないにも関わらず電車の写真を1枚も撮らなかった。


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