気持ちいい朝、気持ちいい電車、気持ち悪いオタク
数十分後に反対方面から来る列車のギラリを狙えそうだということで待機。するとどこからか不穏な音楽が聴こえてきた。
♪モノ来た瞬間終わったわ 光線いいのに届かない♪
横を見たらけーほうがクソでかい音で撮り鉄替え歌を流していた。縁起悪いからやめろ
これだけならまだただの笑い話なのだが、狙っていた列車の通過10分前くらいからどこから湧いたのか雲がモクモクしてきやがった。
通過時には完全に曇り。けーほうお前突き落とすぞ
言霊効果、思考盗聴によりただの笑い話が大笑い話になってしまったようだ。
けーほうをボコボコにしてから車に乗りこみ、再び釧路方面へ向かう。すると家畜が「静かな所へ行こう」と言い出し、人気のない駐車場に車を停めた。
男女のデートならロマンチックな展開になるところだが、車に乗っているのは男のカス3人。一体何をおっぱじめるかと言うと、
欠 席 連 絡
そう、9月24日は平日なのだ。我々カス学生はわざわざサボってまで釧路に来ている。静かな場所に来たのは、電話が必要な奴がいるためだった。
俺は朝日を浴びながら優雅に教授へメールを送り、同時に同じ授業を取っている元カノに「課題教えて」とLINEした。無様である
カス共全員が無事に風邪をひいたところで、解放感からか異常行動が目立ち始めた。
殺人マンコについて語る俺、車と交尾しだす家畜、地面で寝るけーほう。平日の朝8時ですよ?
暇なので釧路川で適当に撮ることにした。そうなった経緯は忘れた。朝日を浴びて走るH100は意外と悪くない。
丁度腹も減ってきたので、家畜行きつけの店で朝食を取った。
米の炊き具合がおばあちゃんの炊き方に似すぎていて涙が出た。
腹を満たし、そろそろ本命の143回送のショバへ向かおうとしたところで時計を見ると意外と時間が無い。何をしていたのか全く覚えていないが、とにかく時間がなかった。みんなマヌケ
我々はまず世界的有名撮影地「音別S」で撮ろうと考えていた。車を走らせ現地に着いてみるとオタクの姿はおろか、車1台停まっていない。しかもよくよく見てみると線路際の草が自分の背丈ほどまで伸びている。なんじゃこりゃ
前日他のオタクグループの人たちと話した時も「誰かが刈ってるんじゃない?」と言っていたし、自分たちも全く同じ考えだった。
他力本願が良くないことというのを身をもって経験する(今思えばDE+4両をS字で撮ろうとするのもアホな話だ)。
ショバが潰れていることを認めると、大急ぎで車に駆け込み尺別の丘へ目標変更。
尺別は潰れてさえいなかったものの、草木がかなり伸びており、消滅するのも時間の問題といったところだった。
機材をセッティングし、談笑していると程なくしてモノがやってきた。
釜側で撮ったあとにガンダして反対側へ。
こっちのアングルの方が好き。
撮影が終わると皆一斉に坂を降り始める。
ゲバやキャタをかついだオタクが1列になって原野の中を行進していく光景は壮大なものだった。
尺別を出た我々は池田駅へ向かった。モノがしばらく停車するうえ、家畜が置き忘れたゲバを駅で回収するというミッションも課せられていた為、巡礼する他なかったのだ。
池田駅に到着する直前、家畜が「バナナ饅頭と143のスナップ撮りたくね」と言い出した。
バナナ饅頭とは池田町の有名なお菓子らしい。
長時間停車するとはいえ、追っかけている我々に余裕はあまりない。家畜は到着後すぐにゲバを回収するため、饅頭を購入するのは俺の担当になった。
池田駅に到着。家畜が俺に財布を投げると同時に叫ぶ。「各自行動開始!」
家畜とけーほうは駅へ、俺は駅前のレストランへ走る。
平日の昼間、上品なマダムたちが食事を楽しもうとしている時にカメラを肩にかけた異常男性が駆け込んで来た。「ゼーッ、、バナナ饅頭、、8個入り1つお願いします、、ッ」こんな意味不明なやつに売ってくれた店員さんは神様だ。バナナ饅頭購入RTAのタイムを更新しつつ、俺も池田駅へダッシュした。
デカいゲバを手にしてご満悦な家畜に饅頭と財布を渡し、入場券を購入して改札内へ。釧路の潮風に虐待されてボロボロのキハ143と対面。かわいそうなのは抜けない
バナナ饅頭、キハ143だよ
キハ143、バナナ饅頭だよ
池田駅でやったことなんてこれぐらいである。
家畜が這いつくばって撮ってたバナナ饅頭のスナップは結構よかったけど、出発する時にまたゲバを忘れそうになってたからやっぱりよくない。
思ったより長くなりそうなのでここで抑止とする。
また次回




