アサヒシンブンは独善的記憶喪失症末期? | 日本知っとき隊!

    07:32

    杉田発言を批判した朝日新聞が菅失言をベタ記事で庇っていた 態度の違いが鮮明に表れる


    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180726/soc1807260003-n1.html

     立憲民主党にまた、「特大ブーメラン」が直撃した。自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)が、月刊誌「新潮45」に寄稿した論文でLGBT(性的少数者)について取り上げ、「『生産性』がない」と記述したことが物議を醸しているが、立憲民主党最高顧問の菅直人元首相(71)も以前、出生率に関して「生産性が低い」と発言していたのだ。ネット上では、菅氏の発言動画が拡散している。

     注目の動画は、菅氏が民主党代表代行だった2007年1月、愛知県知事選の応援のため、名古屋市に入って演説したときのものだ。菅氏は次のように発言していた。

     「実は愛知も、私の住む東京も『生産性』が1位2位を争うぐらい低いんですよね。何の生産性が低いか。それは、『子どもを産むという生産性が最も低い』んですよね。みなさん」

     当時、第1次安倍晋三内閣の柳沢伯夫厚労相が、松江市で開かれた集会で、「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と、女性を機械に例えて少子化問題を解説し、激しい批判を浴びていた最中だった。

     野党第1党の幹部による問題発言に対し、与党も反撃し、報道各社も「菅代表代行も失言『東京は子供の生産性低い』」「菅氏の『産む生産性』発言 柳沢批判の資格あるのか」などと後追いした。

     あれから11年、永田町のセンセイ方の感覚は変わっていないのか。

     ちなみに、朝日新聞は24日朝刊で、前出の杉田氏の発言について、「子供を作らない同性カップル『生産性ない』」との見出しで、識者のコメントなどを入れて批判的に報じた。

     ただ、菅氏の発言については、07年2月9日朝刊で「『生産性低い』発言 民主・菅氏『地域の話』」との見出しで、菅氏の「生産性が高い、景気が良いと言われる地域が、出生率の点では低いところ(が多い)。東京を含め、そういうところが多いということを申し上げた」という釈明をベタ記事で報じている。

     ネット上では、杉田氏の発言直後に発掘された菅氏の発言について、「本当にブーメランが、お得意な人たち」「ダブルスタンダード」などと批判が殺到している。

     立憲民主党をめぐっては、西日本豪雨で、気象庁が厳重な警戒を呼び掛けた5日夜、安倍晋三首相らが出席した懇談会「赤坂自民亭」を批判していたが、同日夜、手塚仁雄(よしお)衆院議員がパーティーを開き、枝野幸男代表や蓮舫副代表が出席していたことが明らかになっている。

    ~~~~~~~~~~~~~~~U-1速報さまより~~~~~~~~~~~~~~~~

     

     菅直人と杉田水脈氏が、共に言及しているのは「少子化の現状」だ。

    菅氏は2007年、都市部の高生産性と低出生数の負の相関関係を指摘したものだ。

    杉田氏はつい先ごろ、LGBTの無出生への税金投入の是非を問うたものだ。

    どちらも事実だろう。

    都市部の低出生率と育児困難に異論を唱える者はおるまいし、ゲイやレズビアンカップルに子供を期待する者もおるまい。当のゲイのお一人は「過保護は不要、現状で充分」の旨の発信をされている。

     二つとも、問題は事実を踏まえてどう対処するかだろう。舌足らずだったかもしれぬが、些末なことを言葉狩りで切り取り、攻撃材料にするアサヒ日刊紙の犯行手口は、既に世間の耳目が認めることだ。我々には、アサヒシンブンの世迷言に関わってる暇はない。都市部への一極集中と少子高齢化への、国を挙げた抜本的対策を模索するのが先だ。菅氏がせっかく問題提起されたのだから、地方活性化・社会基盤強化に政策転換する契機にしてほしいものだ。言いっぱなしの責任放棄は許されない。言上げした以上、何らかの立法化を図ってほしい。それにしても菅直人さん、もう10年以上経ったが、少子化対策にどんな政策を執ったのか採らなかったのか寡聞にして聞かぬ。

    防災も国防も人口も教育も、長い視点が無いと国を誤る。

    現宰相安倍晋三氏には、くれぐれも長期的高所的展望を望みたい。