甲子園で激闘した投手はプロでは育ちにくい | ボチボチ曖昧模糊な日々(適当男の感謝、喜び、笑顔)

ボチボチ曖昧模糊な日々(適当男の感謝、喜び、笑顔)

たいした生き方なんぞは出来ておりません。
そんな、適当で雑な男なりに人生観を語ってみようという、ブログです。

最近、人生とは関係なく画像の紹介が増えて来ました。

新潟県高校野球連盟は、4月18日、春季県大会の組み合わせ抽選会を行い、この大会から「球数制限」を導入する予定だったが、日本高野連の「時期尚早」という判断を受けて、導入が見送られた。

夏の大会の投球数上位投手

氏    名  斎藤佑樹
球    数  947
試合数   7(延長、再試合あり)
その後、日ハム

氏    名  吉田輝星
球    数  878
試合数   6
その後日ハム

氏    名  川口知哉
球    数  820
試合数  6
その後オリックス

氏    名  今井重太郎
球    数  814
試合数  6
その後中部大学  プロ入りせず

氏    名  島袋洋奨
球    数  783
試合数  6
その後福岡ホークス

氏    名  大野倫
球    数  773
試合数  6 
その後  九州共立大  プロ入りせず

氏    名   松坂大輔
球    数  767
試合数   6
その後  日本、メジャーと活躍

氏    名   吉永健太
球    数  766
試合数   6
その後  JR東海に就職
.
.
.
.
.
14位
氏    名  田中将大
球    数  658
試合数   6
その後  日本、メジャーと活躍

高校野球で激闘後、その後「スーパー」レベルの活躍は2人。松坂大輔投手と田中将大選手のみとなっています。
いろんな理由があるのでしょうが、甲子園での活躍がプロ野球で活躍に繋がらないことがご理解いただけたでしょうか?

何故高校野球野球では酷使されるのか?については、《控えの投手の有る無し》も、かなり関係すると思いますが、日本の《桜散る、サムライ文化を良し!》とする文化があるのかも知れません。


そのような中で球数制限の提案がされて来ましたが、反対意見の多くは「エースが1人だけのチームで球数制限をされると勝てなくなる!」というものがありました。

勝つ為に投げ続ける→肩を壊す確率が高くなる

私はこの勝利至上主義がアマチュア野球で堂々と論じられていることに対して危惧を抱きます。

批判を浴びる表現となるかも知れませんが、
「己が死んでも、日本が勝てば良い」
戦時中の時代錯誤な感覚が現代も続いているように思えてなりません。

高校野球は学校内のクラブ活動であるわけですが、そんなことを言えば笑われそうなムードがあります。

クラブ活動とプロ野球への憧れを両立させる為には、こんなことを考えました。

①イニング数の変更
9イニング➡︎7イニングとし、
延長はタイブレーク方式とする。
公式戦で投手は最大連続9イニングしか投げれない。
9イニングを投げると、次の試合までら、48時間以上9イニングを開けなくてはならない。

全国大会(甲子園大会など)では、木製バットの禁止とする。
地区予選は予算削減として、金属バットを認める。
※これで必然的に全国大会では、投手有利となります。

全国大会では、その同一予選地域に住む選手を補強選手(一例➡︎投手3人、野手3人)して、チームに入れることが出来る。
※都市対抗野球と同じルール
これにより、郷土愛も育つ。

このようなプランにより、必要以上の体力消耗と、将来プロ野球を目指す選手へのチャンスも広がるのではないか?と思います。



例えばこの投手は163キロを投げる逸材だが、
補強選手としてなら、甲子園で活躍出来るかも知れません。

各県から選ばれる、補強選手制度が出来れば、優秀な選手は地元高校で学びながら、補強選手として、甲子園で活躍出来る道が開け、偏ったチーム編成を考え直すようになるかも知れません。