先日まで人に焦点を当て
カラートークしていた『アラジン』。
魅力の一つである完成された世界観。
衣装の彩りだけでなく、
宮殿やジャスミンの部屋など
背景となるセットに目を奪われた方も
多いのではないでしょうか。
本日は視点を変えて
アラジンワールドを
インテリアを通じ楽しみたいと思います。
【色のチカラ】をテーマに活動中の
さとい あつこです。
アラジンの世界観は
インドとアラブを融合したもの。
確かに、ジャスミンの暮らす宮殿は
インドのタージマハルにそっくりですね。
そして、アラブのインテリア名は
アラビアンインテリアと称される事もあります。
それぞれ、どういったインテリアなのか?
と思い浮かぶのはエスニック調インテリア。
エスニックの一般的なイメージは
かなり民族調でカジュアル。
床のラグや手織りの布を多用する点や
大地や太陽や生命力・・・
力強い主張色(赤や青)を壁に使う点など
共通している点は多くありますが、
インドスタイルやアラビアンスタイルは
エスニックよりも豪華、と言えます。
分かりやすい例を挙げると
ゴールドを使うか使わないか。
劇中の宮殿で多用されていたゴールド。
現在インドのラグジュアリーホテルでも多用色です。
ゴールドがここまで好まれるのは
貨幣通貨の浸透前は金が蓄財だったから。
インドの人々が
髪飾り腕輪足輪首飾り鼻ピアス等々、
体を金で装飾するのもその名残なんです。
(映画でもジャスミンの髪飾りや
母の遺品である腕輪など金の装飾品でしたね)
また劇中インテリアは
深い赤色や目の覚めるようなターコイズなど
カラフルな彩りも印象的でした。
時折、画像で目にしてハッとすると同時に
その鮮やかで艶やかな彩り。
太陽や空や大地・・・
自然神を尊ぶ国ならではの極彩色の美しさ。
イメージを統一された調度品と共に創り出す
高い完成度の世界観。
それがインド・アラビアンスタイルの共通項。
劇中インテリアは好きだけど
スタイルも見るには憧れるけど、ここまでは・・・
そんな方におススメの
「大人の女性に映えるアラジンテイスト」、
実例と共に以下
まず、「あの彩りがステキなのよ~!」
カラーワールドにノックアウトされた方には
①インテリア雑貨にカラフルなものを
取り入れてみる!
大きな面積に取り入れるには勇気のいる極彩色。
小さな面積ならチャレンジしやすくてオススメ。
それも「いきなり」ポツンと、というより
最低2つ、できれば3つ
リピートして置くと洗練して見えます。
雰囲気は好きだけど多色づかいはごちゃつきそうで
という方には
②スタイル(形)は取り入れて色をおさえる!
ランタンやサテンクッションの色をモノトーンにしただけで
ぐっとラグジュアリーになりますね。
この時のポイントはクッションをサテンにするなど
色合いがシンプルな分、素材に凝る!こと。
色も形も好きだけど、ちょっと疲れそう?
なんて気になる人には
③色の鮮やかさをおさえてみる!
鮮やかな色を使ってこそ!というイメージがありますが
白色をたっぷり加え色合いをソフトにしても
世界観は再現できますし、より都会的に洗練されます。
以上アラジンインテリアを身近に取り入れる方法を
あなたの世界観を完成させる重要なパーツ、
それがインテリアとも言えるのです。
暮らしの中から人生の世界観を創っていく。