今日は(もう日付が変わってしまいましたが)運転免許証の更新手続きに行ってきました。(更新履歴: 最初の発信時刻 2024-08-14 02:51:25)
まずは申請書の作成で並びます。7列くらい列が出来ていて、老若男女見ず知らずの人がいきなりここに来て並んでる光景に非日常性を感じました。
死んだらこういうことになってるのかもしれない……。それぞれの人はさぞかし不安だろうなあ。とくに、自分が死んだという自覚がない場合はなおさらに。
しかし霊界でも「講習」を受けるのか。収入印紙を買って申請書に貼って……などあらぬ妄想が……!
先頭のほうを見ると、あまり動いていないようです。
窓口に人がいて、申請書をくれるのかとおもっていたのです。
ところが、前に移動するにしたがい、すべてがセルフサービスなのだとわかりました。
五年前とは違っている。敷地も変り建物も新しく建て直されています。
自分の順番が来たら機械の前に立って画面の指示にしたがって、免許証をinsert(挿入)して、あとは電話番号を入力するだけのきわめて簡単なものですが、高齢者は戸惑うかもしれません。
申請書に必要事項を記入するために記載台まで行って、説明に両面に記載してくださいとあるので、申請書をひっくり返してみてびっくりしたことがありました。
申請書の裏面は「質問票」になっていて、四つの質問にたいし、「はい」か「いいえ」で応えるのですが、質問項目というのが……。
1.過去5年間において、病気(病気の治療に伴う症状を含みます)を原因として、又は原因が明らかでないが、意識を失ったことがある。
2.過去5年間において、病気を原因として、身体の全部又は一部が、一時的に思い通りに動かせなくなったことがある。
3.過去5年間において、十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、日中、活動している最中に眠り込んでしまった回数が週3回以上となったことがある。
4.過去1年において、次のいずれかに該当したことがある。
.飲酒を繰り返し、絶えずアルコールが体に入っている状態を3日以上続けたことが3回以上ある。
・病気の治療のため、医師から飲酒をやめるよう助言を受けているにもかかわらず、飲酒したことが3回以上ある。
5.病気を理由として、医師から、運転免許の取得又は運転を控えるよう助言を受けている。
回答の宛先は、県の「公案委員会 殿」となっています。
5年前までこんなことはなかった!!
すぐにアレを疑いました。
原因不明の意識消失。病気を原因として、身体の全部又は一部が思い通りに動かせなくなった。
十分な睡眠を取っているにもかかわらず昼間活動中に眠り込む。
程度はさまざまでも肢体が自由でなくなる症状が出れば、病名(ギランバレー症候群とかパーキンソンとか)は付きやすいでしょうが、さすがに意識消失となると、神経内科や脳外科でCTによる画像診断やMRIなどの検査を行っても確定診断ができにくいということでしょうか。
また、「5年以内」というのがやけに気になりました。
建物が新しくされたのも、5年前。駐車場に入るときに戸惑い、入口で門衛のおじさんに訊ねたところ、やはり「5年前に税金たっぷり使って建てたんですよ」との答えだった。
やっと人がいる窓口で証紙を買い、それを貼りつけた申請書をもって、適性検査へ。
相変わらずの長蛇の列にくっついて周囲を見回せば、年齢層は若い人が目立ち、50代以上はおそらく2割。残りの8割が40代以下という感じです。それも20代、30代くらいまでが圧倒的多数を占めている印象でした。
日本語と英語と中国語の案内表示を到る所で目にしました。つまりこれは外国人の働き手や居住者を日本に受け入れるための国の政策に沿って、建物を巨大化し、またAIを積極的に導入して省力化をはかったということでもあるのかと、合点がゆきました。
視力検査をクリアできてほっとして、ようやく更新手続き窓口まで来て、5年間お世話になった免許証をお返しして、おつぎはいよいよ写真撮影。
それを終えると、講習室に入りました。
短いトイレ休憩がありましたので、その時に講師の先生に話しかけました。百人以上は優に超える受講者の人数だったかとおもいますが、話しかけていたのは、わたしくらいです。
先ほどの安全運転自己診断では、31問ある質問を読むスピードが速すぎると感じましたと、伝えました。すると、意外にも、ああそうでしたかとまずは受けとめてくださり、そういうことを言ってくれたのは初めてのことですよ、とたいへん有り難そうです。同時に、それはすみませんでした、とはっきりと口では言わないまでも、そういう心がよく伝わりました。謙虚な態度でした。わたしも、最初から腰を低くして気遣いをしながら、にこやかに切り出したのが奏功したのか、相手の方もニコニコしながら、嬉しそうに答えてくれたので、双方にとってよいことになりました。
もし、言わない選択をしていたら、どうだったかと考えると、考えずにありのままに回答するという条件があるにしても、あまりにも矢継ぎ早に読み上げるので、判断する間もない(ということは結局伝えられましたが)、これはちょっと思いやりがなさすぎる、機械的ではないか、と感じ、悪い印象を持ち帰ることになっていただろうなとおもいます。講師の態度というのは、たぶん受講生者がどういう態度で関わるのかにかなり左右されるのではないかとおもいます。もし、受講者がまるで講習マシンがしゃべっているかのように聴き、心を開かないなら、相互にエネルギー交流が生まれず、循環が起きないため、講師のほうもますます無味乾燥な語り口で義務的に伝えるべきことを伝えてゆくことでしょう。しかし一方で、この逆も成り立つかとおもいます。つまり、鏡だということですね、当然ながら―
つぎに、「それと、つかぬことをお訊ねしますけど……」と、切り出すと、一瞬真摯な目つきとなり、耳を傾けようとする態度を示してくださったので、こちらも話しやすくなって、申請書の裏の「質問票」は、あれは5年前に更新手続きに来たときは、なかったとおもいますが、と質問してみると、やはり法改正で新たに加わったとわかりました。もちろん、現実の変化に応じた措置だということです。
(やはり……そうか)と、内心おもいました。
つぎに、「使用目的は何でしょう?」との質問にたいし、該当する項目があった人はさらに適性検査を受けてもらったり、医師と相談してもらうなどして、運転に問題があるとなれば、免許交付はしないことになる、という流れを教えていただけました。
原因が何であれ、そこまでは警察の管轄するところではないので、警察の使命からすればそうした措置を取るのが当然である、という事態が現実に起きているということだとおもいます。
わたし自身の受けとめ方としては、2021年7月あたりにいち早く『週刊 女性自身』が特集を組んで、接種後後遺症候群(神経系と精神のほうに異常をきたす症例)のために非常にキケンな運転(死亡事故まで行ったかどうか記憶がさだかではありませんが)をしたり暴行まがいの乱暴な態度を他人に示したりと、大迷惑をかけた事例が報道されていたのを読んでいるうえに、こちらにも書いた、帰宅後に5Gのケータイを充電器につないだ途端に(液体に混入された酸化グラフェンが誘電性のために電磁波に反応するといわれています)意識消失に到り、これは三ヵ月前のワクチン接種が原因だとすぐ脳裏にひらめいたという五、六十代の女性から直接お話を聞いていますので、さもありなんという感じで全然驚きませんでした。
それはともかくとして、最近の動画発信でも、「コミュニケーション」をテーマに考察したことを語りましたけれど、感じたことをそのまま相手を信頼し、オープンに打ち明けてみてよかったとおもえました。
警察官にたいする偏見のようなものを吹っ飛ばすほど、普通にあたたかみも人間味もある人に出逢えたとおもいました。休憩のあと、後半の講習では、その方はまるで芯が入ったみたいにそれまでとは明らかに異なる口調となり、いきいきとして明るいバイブレーションとなり、機械的でもなくなり、こちらもより一生懸命に聴講でき、嬉しくなりました。
いつものように 突然意味もなく始まった コトウミの謎の動き にすかさずカメラを向ける。 音は後乗せ 【パフォーマンス:言海 調】 【アレンジ:言海 六羽】
音量が一本目の動画よりも小さめですので、ボリュームを上げてご視聴ください。BGMと蝉の音(コヱ)と溶け合った身体表現をお楽しみください