楽しみにしていただいている『サラベポポと魔法のコイン』物語シリーズは今宵はお休みにして、第8話は明日アップしますので、よろしくお願いします。

 さて、今日は日曜ですが、作家の仕事に平日も休日もありません。目下鋭意執筆中の江戸後期(明和生まれの天保歿)の日本の神代学・言霊学の大家で出口王仁三郎、植芝盛平、岡本天明に多大な影響をあたえた杉庵(すぎのいお-号)山口志道を主人公とした二年がかりの小説の執筆をちょっとお預けして、れいわ新選組より来年10月に予定されている衆議院議員選挙に立候補した三好りょう氏の応援をしに行ってまいりました。

 

 

 電話以外に初めてご本人と会って話ができ、ボランティアの方々ともずいぶん話せたばかりか、通りかかった旧知の若い男性、また通行人の若い女性ともじっくりと話せてよかったです。いちばん感じたのは、二つ。まず、人々の意識のヒラキの余りの大きさです。たとえば、今の日本が崖っぷちに立たされ、戦後最悪といってよい未曽有の危機に瀕していることを情報的に把握し、膚で感じ取ってもいる人々と、起きていることの全体をまったく認識できていない人々とに国が、国民が、二分してしまっているという事実です。第二に、政治や選挙にたいして、まったく期待がもてずに、チラシを受け取ってはくれるけれど、「どうせ変らない」と思っていると伝えてもらったことで、おそらく国民の大半の人達はあきらめてしまっているのだ、ということを実感をもって教えられた気がしたことでした。かといって、そういう方でも今の日本が本当にヤバイということは、否定しません。

 

 

 結局、責任を引き受けて良い日本にしてゆこう思えるかどうか。三好りょう候補はそこで海外に出て外国人から日本を属国と見下げられる経験を何度も重ね、帰国して日本の惨憺たる現状を見せられるにおよんで、〝大好きな日本を壊されたくない〟と思って、なるつもりもなかった政治家を志すこととなって、外交官を辞めてまでも、バックのない「れいわ」の門を叩いたということでした。

 しかも、そうした動機の奥にあるのは決して自国への偏愛や熱狂的ナショナリズムではなく、国民全員が享受すべき幸せをあたえるどころか苦しめる〝利権政治を終らせる〟という目標に向ってまっすぐ天を衝いてのびる杉のように明確な意志をもって進むということなのだと、わたしは見ています。

 電話で「私の人生の目標は自民党政権を打倒することです」と、三好さんが明言した声が今も耳の底に残っています。このスピリット(精神)って、悪や不正は赦せない、容赦しない、という、弱きをたすけ、強きをくじく、かつてお茶の間でも多くの国民の共感を誘った『水戸黄門』『大岡越前』などのドラマや『男はつらいよ』の映画に描かれていた日本人の魂の姿じゃないですか!? きっと子供心に(美しい・・・カッコいい・・・)と思って育ってきた戦後世代(今上陛下と同じ昭和35年生れ)の一人としては、やはり三好りょう候補と彼を応援する草の根の方々と出逢えてよかったと思います。

 

 

 政治システムが壊れればいい、選挙を拒否し、政府に国民から信託されているという口実をあたえなければいいといつしか思うようになっていた自分の心を変えるきっかけをくれたのは、〝お天道様が見ている〟というこの単純素朴であるけれども、揺るぎない「強さ」をあたえてくれる「良心」に忠実に従い、嘘やごまかしや保身や忍従、屈従の道を選ばなかったという、立派な魂からの選択をした方の存在を知ったからでした。左翼とか右翼とかといった思想、イデオロギーは、いわば着せ替え人形のように取り替えのきくアタマの中身にすぎず、これに自己同化し、固執すれば、せっかく同じことを望みながら、団結できず、分裂を招くことになってしまいます。

 

 

 しかし、三好りょう候補が指し示している〝利権政治を終らせる〟というポイントは、人の心を洗い清めるということなしには実現不可能なものでありながら、ここさえクリアすれば、立場の違う人同士がここに結集することによりまとまって、もううんざりするほどの悪政続きにピリオドが打てることも夢ではないという点でしょう。

 

 

 人間にもともと例外なく宿った「良心」は万人共通です。選挙に行かない若い層が、三好候補の「良心」への呼びかけに心の耳を澄ませ、応えられるかどうか。ワクチンはダメよ、消費税なんて不合理よね、と言ったって、聞く耳持たない人はいますが、自己処罰という語があるくらい「良心」の声というのは、じつは外からの強制なしで、内から働く強力なものです。今日は図らずも(わたしの好きな)「尊王」という語を耳にしました。(ボランティアの一人と話していたら、鎖国の道もある、という意見をうかがい、もちろん今となっては日本はそれには不利な条件となり、現実的ではないですが、その気持ちはじゅうぶんにわかりました)これをわたしは「良心」の鑑(かがみ)に照らして行動する「随神(かんながら)の道を実践されて人類のお手本を示されている天皇」をいただく日本(「やまと」は矢的で、世界の人々の良心をあらわす中心の国という意味と捉えています)の国柄を重んじ、もし政府が間違ったことをやろうものなら、国民とともに政権担当者を諫(いさ)める、権威ある存在として認めることだと理解しています。れいわが天皇制廃止を掲げている、といったあらぬ噂が立てられていると聞きます。しかし、これはまったくのデタラメであり、れいわ新選組の立場ではないことを、三好候補からうかがいました。むしろご自身は、「尊王」の立場に共感をもたれておられるということは、YouTubeでも発信されていましたが、直接訊いてみてこれは確認ができました。前回の記事でわたしは妄想ばなしとして読んでください、と断って、吉田松陰の再来ということを書きましたけれど、これは或る意味間違っていないと、今でも思っています。あの当時の日本は、無法な外夷にたいして、兵学を学び、大砲をつくり、沿岸防備を固めるくらいしか対抗措置がありませんでした。

 

横須賀ヴェルニー公園にて 筆者撮影 2022年4月 

 

 だから、どんな思想家の頭にも心にも残念ながら、それ以外には手立てはないと思われていた。禅だとか、儒教だとか、神道だとか、そうした精神文化は、危急存亡の秋には役立たないと信じられていたのです。本当はそうではなかったし、隠れた救国の手段を密かに育み、準備していた人はあったと思うのですが。(今、書いている小説の主人公もじつはそういう人物であったとわたしは信じています。)

 

 とにかく、一人一人の人間は、目覚めたらとてつもない魂力(たまぢから)を発揮できるんです。ただ、自分なんて無力な虫けらだと、誤った自己認識を持たされ、刷り込まれているだけ。柵の中に追いこまれた羊(ヒツジさんごめんなさい)のように飼い馴らされているだけなんですよねえ。

 

 わたしは人間と日本人の可能性を信じることにします。勇敢なるチャレンジャー(菅義偉前首相と神奈川2区で決闘することに決めた)三好りょう候補を応援します。

 

 

日本を良くしたいなら自民党?#三好りょう #れいわ新選組 #横浜市

 

 

三好りょう×安持なるみZOOMおしゃべり会 (youtube.com)

 

 

テーマ:
☆しじまの時間アーカイブスより

 

☆山口ミュージック・新時代サバイバルさんの記事から