プリクラを、燃やした。




小さなキャンドル入れの中で

炎がゆらゆら揺れていた。



真っ黒焦げの灰の塊を見て、

ああ、私の感じていた過去への劣等感や嫌悪感は、こんな形をしていたんだなぁ

そんな風に感じて、少しすっきりした。




私は、過去に縛られて生きていると思う。



過去の恥ずかしい事や、嫌なこと、

そういう目を背けたくなるような思い出が、

生活の中でチラチラ顔を見せては、

私の中の自信を奪い取ってゆく。



そのストレスは、

私が何かを頑張ろうとする時の、覚悟や勇気を持たせないようにさせる。




どうせ私は。


そう思わずには居られなくなる。






頑張っていないダメな人に、周りは「努力しろ」と言う。


努力すれば、それだけで人生は良くなると。



でも、頑張っていない過去があるから。

頑張っていない時間を取り戻すには、途方も無い努力がいる。

自分に自信が無いし、常に周りに負い目を感じて生きているのに、どうやってその努力を続ける勇気と覚悟を持てと言うのだろう。


才能なんてものは無くて、あるのは努力の差だけだ。なんて言うけれど、


努力をする才能や、ポテンシャルやモチベーションを持ちやすいかどうかが、人生を決めていると思う。






過去に縛られないで、真っさらな今を生きたいな。




今の私に必要なのは、


「根拠のない自信」なのかもしれない。