芥川賞作品の『ポトスライムの舟』という小説を読んだ。

ポトスライムの舟/津村 記久子
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その小説の中に

「女の子供の親孝行は結局、真面目に働くことなどではなく
手頃な男を見つけて安泰な結婚をすることではないかと考えていた。」

というのが出てくるの。

これ、男性や
バリバリ働くのが好きな女性には
大ブーイングかもしれないけれど

良かろうが悪かろうが

娘をもつ親の大半の本音ではないかと感じた。


「真面目に働くことなどではなく」とか
「手頃な男」という言葉が
より反感を買いそうだけど

主人公も、娘を持つ親も
言いたいのは、それではなく

生物として、子孫を残す可能性を拒否しない生き方を
望んでる・・・ということなんじゃないかと思う。


親孝行、とまで私は考えないけれど
独身だから、あの文章読んで
ズキッとしたところはあった。


それなのに、結婚を望むことが
悪いことのように、周りを伺ってしまう自分がいる。

この文書を見たときに

結婚を望んでも悪くない、免罪符のようなものに
なる気がしたのに

今の世の中は、女性が結婚を望むには勇気がいる
時代のような気がする。