指輪をはめたい (文春文庫)/伊藤 たかみ
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やっぱり、芥川賞作家の作品は好きだな。

この小説も、心情表現がとても
うまいなぁと感じた。


この小説の主人公の男性は
女性とケンカになると、その解決が面倒になって逃げて行く。

女性が感情的になっているから
少し時間をあければ、酔いがさめたかのように落ち着くんじゃないかと考えているみたい。

もしかして、世の男性の多くは
似たこと考えてる?

けれどね、私はそういうのがイヤ。

いくら一晩過ぎたとしても
ちゃんと話し合いをして納得し合わない限り
終われないと考えてる。

小難しく考えようとする女性や
感情的になっている女性は、面倒だって思うかもしれない。

だからって、そこから逃げても
時間が経てば何事もなく・・・なんて都合のいいこと無いわ。

冷静になるために、その場から離れたり
時間をあけるぐらいは仕方ない。

でも、話し合いから逃げたまま
ケンカする前の状態を望もうなんて

私からは勝手に思えるの。


この小説に出てくる女性は私と似た考えしてた。

男性がこの小説読んだら、やっぱり
主人公の男性の気持ちに同感するのかな。