シランを描きました。
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バラを描きに行ったのですが、昨日の雨に打たれて、どのバラも
花びらがしおれています。
先月から、バラを描くのに良い場所を探していたのですが、
やっぱり駄目でした。
その場所は、戸田のボート練習所の側の戸田公園です。
お昼を漕艇練習を見ながら食べました。
遠くから見ると、結構早いです。
一人乗り、二人乗り、4人乗り、本当の呼び名は、シングル、ダブルス、
クオーター?って、言うんでしょうか?
そんなことはともあれ、側にシランが咲いていたので
じっと目を凝らして、スケッチして、色を塗り始めていると、
後ろから男性が声をかけてきました。
”いい趣味ですね?”
”いくつになっても、続けられますから”
”ランニングですか?”
”山登りのためのトレーニングなんですよ”
聞けば、定年を2年前に迎えて、山登りに、スキーに
ロッククライミングを楽しんでいるとのこと。
”とっても充実してますよ”
話をする目が生き生きとしています。
”遊ぶために、鍛えているんですよ”
なるほど、引き締まった良い体をされていました。
話が合いそうで、長くなりそうでしたが、
相手からすっと下がって、
”お手を止めさせて、すいませんでしたね、それじゃあ”
と言って、駆けていきました。
素敵な絵は描けませんでしたが、良い出会いがありました。
ま、いいか?
さくらんぼを描きました
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お隣さんのさくらんぼが紅く色づき始めました。
鳥たちがさかんに、飛び交い始めました。
よく見ると、食べてはいないようです。
くちばしでつついて、くわえたかと思ったら、ぺっと
吐き出して,飛び去ってしまいました。
完全に熟してはいないようです。
鳥もおいしくないと、吐き出すんですよ。
何と贅沢な、佐藤錦のさくらんぼをぺっと吐き出すなんて。
お隣さんが、枝を切って、デイサービスの人に渡しました。
デイケアのお部屋に飾るんだそうです。
あつかましく頼みました。
”私にも、一枝切ってもらえませんか?”
”出来たら、葉っぱが一杯ついている枝をください”
”なんで? 葉っぱを食べるの?”
”絵に描いてみようかと思って”
”じゃあ一杯切ってあげるね”
と言って、何本もきってもらいました。
大きなグラスに飾って、描きましたがどうも
うまくいきません。
なかなかさくらんぼの可愛さがでません、
描けないうちに、どんどん私の口のなかに
さくらんぼが消えていきました。
診察の日でした。
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昨日は、血液検査の結果をみて、診察してもらう日でした。
受付をすませると、26番目。
たぶん、2時間くらいかかるかもしれない。
早速、近くのポピーの咲いてるご近所にいき、昨日のスケッチの
続きを描こうかと思ったら、風が吹いきて、ポピーが
風にゆれ、思ったようにいきません。
仕方なく病院でおとなしく待つことにしました。
こういうときのために、本は一冊用意しています。
児玉清さんの”負けるのは美しく”
何気なく買い求めていた本です。
彼が東宝のニューフェースの面接試験を受けるときからの
お話です。ユーモアたっぷり、飽きません。
一時間半くらいたったころでしょうか、
突然の大きな声、
”おい、どうなってんだよ、いいかげんにしろよ、
おれは、遠くからきてんだ、もう2時間も待つのに
ちっとも順番が進まねえじゃねえか?
看護婦じゃあ拉致があかねえ、責任者をだせよ”
よくみると、背のちっぽけなおじさんです。
自分の番が来ないので、とうとう堪忍袋の緒が切れたようなのです。
看護婦に当り散らし、男性係員を怒鳴り上げ、病院中に響き渡る
怒鳴り声。
やだねえ~。
”もう我慢がならねえ、違う病院にいくから、カルテだか書類を
全部だせよ、こんな病院は二度とこねえぞ”
なんども、なんども怒鳴って、散々悪態をついて、
でていきました。
並んでいるのは、みんな一緒です。
私だって、結局4時間待ったのです。
こんな人が、死の宣告を受けるときはどうなるのでしょう?
”あなたは、余命1ヶ月です、”
ものすごくうろたえて、命乞いするのが目に見えるようです。
お世話になっているのに、おどしをかけるなんて、
どういう神経なんでしょうかね~。
そういうわけで、新しいポピーのスケッチが出来ませんでした。