昨日、わりとご近所の方から、『相続手続きについて相談したい、ついては、明日の夕方どうでしょうか?』というお電話をいただきました。
この日最後に法務局に行きたかったのですが、16時に時間を割いて、駅近くの喫茶店でお会いすることにして…
私は待ち合わせ時間の10分前に到着。
相談者はまだ現れません。
16時になっても現れません。
2分経過し、このあとの予定もあるので、こちらから電話をかけてみると、
『あと少しで到着します、あの、あ…到着したらお話しします。』
で、数分後、無事にお店の前でお会いすることができたのですが、相続の仕事は断られました。
昨夜、親戚に相続のことで話をしたら、その知り合いに司法書士がいるとのことで、そこに依頼することになった、と。
(それなら今朝にでも連絡をいただければ、わざわざ出かけなくて済んだのに…)
とも思ったのですが、ちょうど、朝、読んだ
この本に、「アポイントメント」について触れられたところがあり、ゴルフの約束をしていたところ、参加者の一人がゴルフ場まで来て、体調が悪いからキャンセルしたいと直接伝えたケースを読んだばかりで…この本によると、一流であるためには、信義が大事だという話でした。
なるほどな、と。
携帯が普及してからというもの、会社員が体調不良で休みをとったり、退職する際にも携帯、メール、LINEなどが使われるようになっている現状について、マナーがどうこういわれる時代になっていますから、直接会って伝えることを選択される気持ちはよくわかります。
でも…今回のケースは…ま、直接、お会いして謝罪されたので、イヤな気持ちにはならないのですが…
ただ、遅刻しなければ完璧だったのにな、と。