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国際そのほか速

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ブラックベリー黒字転換、売上高は予想届かず 

 [トロント 27日 ロイター] – カナダのスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)メーカー、ブラックベリー(BB.TO: 株価, 企業情報, レポート)(BBRY.O: 株価, 企業情報, レポート)が27日発表した第4・四半期(12─2月)決算は、減収となったものの、純損益が黒字に転換した。経営改善努力の成果が出始めている可能性がある。


 純利益は2800万ドル(1株当たり0.05ドル)。前年同期は1億4800万ドル(同0.28ドル)の損失を計上していた。


 一時項目を除く利益は2000万ドル(同0.04ドル)。


 トムソン・ロイター・エスティメーツの集計によると、アナリストは1株当たり0.04ドルの損失を予想していた。


 売上高は6億6000万ドルと、7億9300万ドルから減少。市場予想の7億8640万ドルも下回った。


 ただ、ソフトウエアの売上高は6700万ドルと20%増加。ブラックベリーはハードウエアからソフトウエアに経営の軸足を移しつつあるため、アナリストの間ではソフトウエア部門の増収は前向きとの見方が出ている。


 決算発表を受け、寄り付き前の米株式市場でブラックベリー株は2.5%安の9.07ドルで推移している。


 Thomson Reuters 2015 All rights reserved.



投資ファンドが監視カメラメーカー株保有、キヤノンと摩擦も 

 [ストックホルム 26日 ロイター] – 投資ファンドのエリオット・マネジメントは26日、スウェーデンの監視カメラメーカーであるアクシス(AXIS.ST: 株価, 企業情報, レポート)の株式7.5%を保有していると明らかにした。キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)はアクシスの完全子会社化を目指して買収を提案しており、摩擦が生じる恐れもありそうだ。


 スウェーデン金融監督当局に提出された開示資料で明らかになった。3337億円(約28億ドル)に及ぶキヤノンの公開買い付け(TOB)は、アクシス株の90%の応募をTOBの成立条件にしている。


 エリオット・マネジメントにアクシス株保有の意図を尋ねたが、コメントは得られていない。キヤノンもコメントを控えた。


 キヤノンは、2009年に公表したオランダのオセ社の完全子会社化で、約10%の株主だった投資ファンドのオービス社がTOBに反対して応じなかったのを受けて、TOB価格より高値で保有株を買い取ったことがある。


 キヤノンは2月、約50%のプレミアムを乗せたTOB価格(1株当たり340スウェーデンクローネ)でのアクシス完全買収を目指すと発表した。


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ブラックベリー黒字転換、売上高は予想届かず 

 [トロント 27日 ロイター] – カナダのスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)メーカー、ブラックベリー(BB.TO: 株価, 企業情報, レポート)(BBRY.O: 株価, 企業情報, レポート)が27日発表した第4・四半期(12─2月)決算は、減収となったものの、純損益が黒字に転換した。経営改善努力の成果が出始めている可能性がある。


 純利益は2800万ドル(1株当たり0.05ドル)。前年同期は1億4800万ドル(同0.28ドル)の損失を計上していた。


 一時項目を除く利益は2000万ドル(同0.04ドル)。


 トムソン・ロイター・エスティメーツの集計によると、アナリストは1株当たり0.04ドルの損失を予想していた。


 売上高は6億6000万ドルと、7億9300万ドルから減少。市場予想の7億8640万ドルも下回った。


 ただ、ソフトウエアの売上高は6700万ドルと20%増加。ブラックベリーはハードウエアからソフトウエアに経営の軸足を移しつつあるため、アナリストの間ではソフトウエア部門の増収は前向きとの見方が出ている。


 決算発表を受け、寄り付き前の米株式市場でブラックベリー株は2.5%安の9.07ドルで推移している。


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投資ファンドが監視カメラメーカー株保有、キヤノンと摩擦も 

 [ストックホルム 26日 ロイター] – 投資ファンドのエリオット・マネジメントは26日、スウェーデンの監視カメラメーカーであるアクシス(AXIS.ST: 株価, 企業情報, レポート)の株式7.5%を保有していると明らかにした。キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)はアクシスの完全子会社化を目指して買収を提案しており、摩擦が生じる恐れもありそうだ。


 スウェーデン金融監督当局に提出された開示資料で明らかになった。3337億円(約28億ドル)に及ぶキヤノンの公開買い付け(TOB)は、アクシス株の90%の応募をTOBの成立条件にしている。


 エリオット・マネジメントにアクシス株保有の意図を尋ねたが、コメントは得られていない。キヤノンもコメントを控えた。


 キヤノンは、2009年に公表したオランダのオセ社の完全子会社化で、約10%の株主だった投資ファンドのオービス社がTOBに反対して応じなかったのを受けて、TOB価格より高値で保有株を買い取ったことがある。


 キヤノンは2月、約50%のプレミアムを乗せたTOB価格(1株当たり340スウェーデンクローネ)でのアクシス完全買収を目指すと発表した。


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本田、ハリル監督の手腕に感嘆…途中出場で1G1Aに「それも監督の質」


[3.27 キリンチャレンジ杯 日本2-0チュニジア 大銀ド]


 流れを変えた。試合を決めた。0-0の後半15分からピッチに入ったFW本田圭佑(ミラン)は同33分、左クロスからFW岡崎慎司の先制ヘッドをアシストすると、同38分には自ら追加点。香川のシュート性のクロスをGKが弾いたところに詰め、左足で押し込んだ。


「いいところにこぼれてきた。シュートはDFに当たる可能性もあったけど、うまく決められた」。ラスト30分の出場で1ゴール1アシスト。背番号4がさすがの存在感を見せつけた。


 MF香川真司と同時にピッチに入り、12分後には岡崎、FW宇佐美貴史が投入された。途中出場で起用された選手が見事に結果を残したが、それもバヒド・ハリルホジッチ監督の手腕だと本田は言う。「監督の初試合だから言うわけではないけど」と前置きしたうえで、新監督を称えた。


「途中から出た選手が結果を残した。それも監督の質だと思う。サブの選手を準備させて、出たときに役割を発揮させる。その整理ができていたからこそ、(香川と)2人で出て、すぐに(流れを)変えられたと思っている。監督がこの何日間かでそれを選手に浸透させたのは、彼の経験値だと思う」


 守備では積極的なプレッシャーと球際の勝負を強く意識させ、攻撃では少ないタッチ数で縦に速く攻めるスピード感を求める。“ハリル流”の片鱗は初陣からも見て取ることができた。4-2-3-1の右サイドで出場した本田も新監督の戦術にしっかりと順応していた。


「順応性は自分の強みの一つではある。監督が代わる、指導者が代わる、何かが変わる。そういうことに対応する力は強さの一つでもある。それがなかったら、(自分には)大してスピードもないし、個人技もないのにってなるから」。そう冗談めかして語った本田はチームが目指す完成形について「本当のスタイルはこれからだと思う」と、指揮官同様、時間が必要との考えを強調していた。


「W杯で負けて、アジア杯で負けて、そこには何らかの原因があった。最後のところで決められずに負けた。そういう流れがある。その流れを日本代表としてつかんでいかないといけない。それは1日、1勝では築けない。辛抱強くこういう試合を続けることが大事。気長にどういうチームになるか待ってほしい」。そう報道陣に語りかけたエースの言葉は偽らざる本音だろう。



 拉致解決求める決議採択=北朝鮮の調査結果に期待―国連人権理


 

  【ベルリン時事】国連人権理事会(理事国47カ国)は27日、北朝鮮に対し人権侵害の停止や拉致問題の解決を求める決議を賛成多数で採択した。決議案は日本と欧州連合(EU)が共同で提出した。27カ国が賛成。反対は中国、ロシア、ベトナムなど6カ国で、14カ国が棄権した。北朝鮮は人権理に入っていない。



 フーシ派の進撃阻む=イエメンで2日連続空爆―サウジ軍など


 

  【シャルムエルシェイク(エジプト)時事】サウジアラビア軍主体のアラブ各国部隊は27日、イスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」の勢力拡大を防ぐため、26日に引き続きイエメン各地で空爆作戦を展開した。空爆により、ハディ大統領が拠点とする南部アデンに迫っていたフーシ派は進撃を阻まれているもようだ。


  一方、AFP通信によれば、2日間の空爆で少なくとも市民39人が死亡しており、民間人の犠牲拡大が懸念される状況だ。


  ロイター通信によると、空爆では首都サヌア周辺にあるサレハ前大統領に忠誠を誓う部隊の基地が標的となり、中部マリブ州でもサレハ氏支持派の軍事施設が攻撃されたとみられる。サレハ氏は2012年の退陣後も一定の勢力を維持し、復権を狙いフーシ派を支援しているとされる。


  一方、サウジ軍などは北部サアダ州などのフーシ派拠点への空爆も続行した。フーシ派の指導者アブデルマリク・フーシ氏はテレビ演説を行い、イエメンは「犯罪と不正義、正当化できない侵略」に直面していると訴え、サウジを非難した。



 <独機墜落>副操縦士「精神的な病」独仏検察、診断書を押収


 【ベルリン篠田航一、ブリュッセル斎藤義彦】独ジャーマンウイングス機の墜落で、仏独の検察当局は27日、機長を操縦室から閉め出し、意図的に墜落させた殺人容疑で、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の本格捜査を開始した。デュッセルドルフの検察当局は27日、家宅捜索で押収した資料について「墜落当日直前に医師から出された複数の診断書があった。上司にはこの事実を黙っていたと思われる」と発表した。精神的な病に関する診断書とみられるが、これを会社に隠して勤務に就いた可能性がある。また、独紙ビルトは、副操縦士が2010年に米アリゾナ州で訓練を受けていた際、「操縦不能者」のリストに分類されていたと報じた。
 
  ジャーマン社親会社のルフトハンザの26日の記者会見によると、ルビッツ副操縦士は08年、独北部ブレーメンにある育成施設で訓練開始後、自主的に数カ月間、訓練を中断した。これについて、ビルト紙はルフトハンザ関係者の話として、中断の理由は「心理的問題」だったと伝えた。
 
  アリゾナ州での訓練はルフトハンザ航空学校で、10年7~11月とみられる。08年以降、約1年半にわたり精神関連の治療を受けていたが、うつ状態もみられ、独連邦航空局に記載された副操縦士の資料には「定期的な医師による治療を受けていること」を示す記述があったという。うつ状態が原因で、訓練の上級段階に進めない状況も何度かあったが、副操縦士はその後適性検査に合格。13年9月に採用された。
 
  一方、操縦士が飛行中に1人だけ残る時間を作らない「2人態勢」について、ルフトハンザのスポール社長は26日、捜査結果を待って検討する考えを示した。「2人態勢」は、独航空会社や空港運営会社などで組織するドイツ航空産業連盟が26日に導入を表明、英、ノルウェー、カナダの航空会社も検討している。
 
  2人態勢については米連邦航空局が規則で定めている。同局が操縦室のドアの開閉について定めた規則は、「01年の米同時多発テロの結果」として制定されたことを示したうえで、各航空会社に対し「操縦士が2人の場合、1人が操縦室を離れた場合の手順」を定めるよう求めている。客室乗務員が代わりに操縦室に残り施錠する方法を具体例として示している。
 
  独メディアによると、この規則はあくまで、テロリストの乗っ取りを防ぐためだが、米国の現場では励行されてきた。ただ、専門家は、操縦を知らない客室乗務員ができることには限界があるとも指摘している。



 副操縦士、会社側に病気隠す=独検察


 

  ロイター通信によると、ドイツ検察当局は27日、フランス南東部に墜落したドイツ機の副操縦士が会社に対して病気を隠していたと明らかにした。また、押収した文書の調査には数日かかるとの見通しを示した。



 女性警官、成田空港で実弾の入った拳銃をトイレに置き忘れる―日本


 2015年3月27日、中国新聞網によると、日本メディアは成田空港で千葉県警成田空港警備隊の女性巡査部長が、空港内のトイレに実弾が入った拳銃や手錠を置き忘れたことが分かったと伝えた。
 
 【その他の写真】
 
 報道によると、女性巡査部長は26日午前9時40分ごろ、関係者のみが立ち入ることのできるトイレの個室で拳銃や手錠、警棒などをベルトごと置き忘れた。それからおよそ10分後にトイレに入った警備員が装備を発見し、付近の警官に届け出た。拳銃や手錠、警棒などは、使用された形跡はなかったという。
 
 成田空港警備隊の隊長は、「指導を徹底し再発防止に努めたい」と話している。(翻訳・編集/北田)