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 【ネット銀行】意外に知らない“相性抜群”の取引は?


 ネット銀行の口座を持っている人のなかには、FX取引(外国為替証拠金取引)ができることを知らない人が意外に多い。やるやらないは別としても、この二つの相性は非常にいいのだ。そこで今回は、相性のいい理由を紹介する。口座がない人も知識としても知っておくのはいいだろう。
 
 【ネット銀行】の魅力とは? 仕組み&特長を簡単解説
 
 ■タイムラグが勝敗をわけるFX
 
  株式投資にしても、FX取引にしても大切なのはタイミング。相場の流れを読んで、いかに的確に対応できるかが取引の明暗を分ける。もちろん、相場の流れを読むためには知識や経験が物をいうが、的確に対応するためにはそれだけでは十分とはいえません。理由は対応してから実行するまでにタイムラグが生じるからだ。
 
  FXは「投資」なので、投資に必要な資金を口座に入金しておかなければならない。いざというときにFX口座に入金できなければ、せっかく相場の流れを読んでも実行するまでに時間がかかってしまい、儲けがふいになってしまう可能性もゼロではないだろう。
 
  通常のATMや銀行の窓口から振り込む場合は、移動する時間と手間がかかるし、ATMや店舗によっては取引が終了していたり、入金の反映が翌営業日になったりと不便もある。その分、ネット銀行ではタイムラグを最小限に抑えることができるのだ。
 
 ■リアルタイム入金が可能
 
  理由は「クイック入金」サービスにある。クイック入金とは、パソコンの取引画面から簡単な操作で自分の口座からFXの口座に即座に入金できるサービスのこと。しかも、24時間リアルタイムに入金することが可能。これでタイムラグをなくすことができるので安心といえる。
 
  取引の途中でもう少し資金を増やしたい場合もすぐに対応できるし、マージンコールと呼ばれる証拠金の追加預け入れを求められた場合にも、即座に入金することができる。
 
  また、ネットから取引が可能なので、外出先から携帯電話ですぐに入金することもできる。短期トレード派の人はネット銀行が必須と言えるだろう。
 
 ■手数料が無料
 
  また、ネット銀行は店舗を持たないことから人件費や固定費が削減でき、その分の費用をサービスに反映することができる。口座維持手数料や振込手数料などの各種手数料を低く抑えることもでき、銀行によっては取引手数料が無料なところも多い。
 
  取引する度に必要となる取引手数料は案外軽視できないもの。無料のネット銀行を選んで、できるだけ節約することがおすすめだ(ただし、FX取引ではスプレッドと呼ばれるFX会社への手数料を支払う必要がある)。また、FXで発生した利益を出金する場合にも、出金手数料を抑えることができるので、余分な費用をかけることなく、資産運用することができるだろう。
 
  こういったこともあり、FXとネット銀行の相性はかなりいいことがわかるはず。新年度が始まるこの機会に作っておくのもいいだろう。



 人気ブロガー・rikaの「1日1選おすすめ優待」【週末版】 「くら寿司」優待券など7銘柄を紹介!


 実施企業が着実に増えている『株主優待』。「まずは株主優待銘柄から財テクを始めたい」と考えているビジネスパーソンも多いだろう。そこで500社以上の優待を取得する“人気優待ブロガー”のrikaが、独自の視点で注目の銘柄を紹介する。
 
 “優待王”桐谷氏が「要注意銘柄」を指南 注目すべきは“バランス”
 
  「週末版」では、『オリコン顧客満足度ランキング』の「ネット証券」内で、“1日1選”したおすすめ銘柄を一週間分まとめて7本掲載していく。
 
 【注目銘柄1】共立メンテナンス(東証1部/9616)
 
 <株主優待品>
 100株以上/株主ご優待券3000円分、リゾートホテル優待券×2枚など
 
 <権利確定月>
 3月末、9月末
 
 <rika流 優待チェック>
 使い勝手:★★★★☆
 主婦向け:★★★★★
 優待品の個性:★★★★☆
 オトク度:★★★☆☆
 総合おすすめ度:★★★★☆
 
 <コメント>
  ビジネスホテル「ドーミーイン」などを全国規模で運営している企業です。
 
  2012年から、100株保有でもらえる優待券の額面が5000円から3000円に減額変更になりました。この時は株価も低迷していましたが、最近は“インバウンド銘柄”として注目されていて、株価も上昇しました。長年の株主としてはうれしいです。また、今年3月末には1.2分割が予定されています。
 
  優待券は宿泊料金としてはもちろん、ホテル駐車場料金やホテルで販売しているお土産代などにも利用できて、重宝しています。また、こちらは外食事業も行っていて、運営店舗である「春夏秋冬 季の庭」や「花灯路 蔵」などでは飲食代金としても利用できます。
 
  ちなみに、ホテルは駅近くにあって便利で、私は北海道、東京、名古屋、大阪、九州各地で利用しています。株主に限らず、宿泊すると「夜鳴きそば」という無料の夜食サービスがあり、半玉ほどの和風ラーメンなのですが、これがとてもおいしくてオススメ(数量限定です)。大浴場も気持ちよくて気に入っています。
 
  3月に権利確定を迎える“ホテル優待銘柄”といえば、ほかにも鴨川グランドホテル(JASDAQ/9695)、レオパレス21(東証1部/8848)、リゾートソリューション(東証1部/5261)などがあります。
 
 
 【注目銘柄2】オートバックスセブン(東証1部/9832)
 
 <株主優待品>
 100株以上/買い物時に利用できる3000ポイント付与など
 
 <権利確定月>
 3月末、9月末
 
 <rika流 優待チェック>
 使い勝手:★★★★☆
 主婦向け:★★★☆☆
 優待品の個性:★★★★☆
 オトク度:★★★★☆
 総合おすすめ度:★★★☆☆
 
 <コメント>
  自動車用品を扱うチェーン店としては国内最大手の「オートバックス」を運営しています。…



 交通事故での“珍事例” 破損した「美術品」の損害賠償額は?


 様々なシーンで起こり得る交通事故。過去には珍しい車両が事故に遭い、裁判で客観的価値が争点となった例がある。以前に紹介した「ハーレーダビッドソン」の限定モデルも、そのひとつだ(関連記事を参照)。今回は、古美術品を載せたワゴン車の事例を紹介する。商品の価値はどのように算定されるのか? 確定した損害賠償額を含めてみていこう。
 
 <関連記事>【交通事故】ハーレー“限定モデル”の稀少価値とは
 
  事故が起きたのは、2010年10月8日の深夜。ある古美術商がワゴン車に商品を積み、石川県内の高速走路を走行していた。そこに、大型トラックが追突。ワゴン車は約200メートル先のガードレールに衝突し大破、多数の美術品が損害を受けた。
 
  事故の原因は、大型トラックの前方不注視。そのため、古美術商側に過失はない。損害額を算出するにあたり裁判が行われ、問題となったのが破損した美術品価値の“判断基準”だ。
 
  裁判所は、「価値を客観的に把握するのは相当に困難」「個々の物品の評価ではなく、ある程度概括的な評価とならざるを得ない」として、「仕入れ額の裏付けがある物品に関しては“仕入れ額の7割”」などとした。最終的に裁判所が算定した積載品の損害額は、約465万円となった(2012年8月29日京都地裁判決)。
 
  今回のような“物”の損害を補償する保険は、任意の「対物賠償保険」が対象。強制の自賠責保険のみであれば、“人”の損害のみを補償するため、今回のケースでは適用されない。万が一、加害者となってしまったときのことを考え、ドライバーはあらかじめ契約している補償内容を見直しておくことが大切といえるだろう。
 
 監修/新橋IT法律事務所 弁護士・谷川徹三氏



 問題山積、羽田空港アクセス線 タイムリミットは1年後


 

 2015年3月に東京都の都市整備局が発表した鉄道新路線構想。なかでも首都圏の空港アクセスが劇的に変化しそうな羽田空港アクセス線は、大きな目玉になっています。しかしオリンピックに間に合うのかなど、課題は少なくないようです。


新宿、東京、新木場方面と羽田空港を直結

  東京都は2015年3月6日(金)、都内の鉄道新路線構想をまとめた「広域交通ネットワーク計画について~交通政策審議会答申に向けた検討の中間まとめ」を発表しました。


  そのうち、とくに注目を集めているのが羽田空港アクセス線です。この構想は2014年8月、国の交通政策審議会が実施したヒアリングの場でJR東日本が正式に示したプロジェクト。都内中心部のJR線などから羽田空港に直接乗り入れる鉄道ルートを構築しようというもので、羽田空港へのアクセスが劇的に変わる可能性があります。


  この羽田空港アクセス線は、新宿駅から羽田空港に向かう「西山手ルート」、東京駅から空港につながる「東山手ルート」、新木場駅から空港に伸びる「臨海部ルート」の3つで構成されています。


  一度に3本ものルートを整備するとは豪気な話ですが、実際は既に整備されている線路を活用するなどして、各方面から東京貨物ターミナル駅までルートを構築しているのがポイントです。東京貨物ターミナル駅と羽田空港を結ぶ区間のみ、3ルートが共用する線路をまったく新規に整備することになります。


  「西山手ルート」は、埼京線や湘南新宿ラインの列車が使用している線路を走って新宿駅から大崎駅に向かいます。大崎駅からは、やはり埼京線の列車が乗り入れている、東京臨海高速鉄道りんかい線の線路を走行。次の大井町駅でりんかい線から離れ、東京貨物ターミナル駅に向かいます。つまりこのルートは、大井町~東京貨物ターミナル間のみ新しい線路を整備せねばなりません。


  「東山手ルート」は、東京駅からしばらく東海道線を走りますが、田町駅付近で分かれて東京貨物ターミナル駅へ進行。田町駅から東京貨物ターミナル駅までは、現在は使用されていない複線の貨物線があり、これをほぼそのまま活用することになります。新たに線路を整備する必要があるのは、東海道線と貨物線をつなぐ部分だけです。


  「臨海部ルート」は、りんかい線と京葉線の合流点である新木場駅から、りんかい線をしばらく西に進み、東京テレポート駅の先でりんかい線から分かれて東京貨物ターミナル駅に向かいます。…



 もうすぐ新年度! 革靴の正しいお手入れ&タブーをチェック


 

 もうすぐやってくる新年度。新社会人が街にあふれ、仕事にも新鮮な気持ちで取り組めるこの季節、足元の手入れを怠っていないだろうか。靴がキレイなら、ビジネスパーソンとして印象アップは間違いなし。


 そこで今回は、正しい靴のメンテナンスとタブーについてリーガルコーポレーションの梛良さんに伺った。


 まず、靴のメンテナンスは何から準備をすれば良いのでしょうか。


「用意していただきたいのは、靴用のブラシとシュークリーム、型崩れを防ぐために使われるシューツリーです」

 どれも靴の専門店で手に入るものなので、革靴と一緒に購入するのが良さそうだ。では次に、具体的な手順を伺った。


「まず、ブラッシングでほこりや汚れを取ってください。次に、シューツリーを靴に装着し、シュークリームを全体にむらなく塗りこみます。そして、もう一度靴の表面をブラッシングして、余分なシュークリームを落とします。最後にクロスで乾拭きして、光沢を出せば基本のお手入れが完了です」

 ちなみに、履いた後の靴をそのままにしておくと、型崩れを起こしたり、不自然なしわをつくる原因になるのだそう。


 続いて、一般的にやりがちで、実は靴にとって良くないことはあるのだろうか。


「お手入れの度にシュークリームを塗り重ねすぎると、革が呼吸できなくなり、ひび割れを起こしてしまうことがあります。シュークリームを塗る前に、シュークリーナー(汚れ落とし)で表面の汚れを落とすことが、革を長持ちさせる秘訣です」

 お手入れについて学んだところで、プロから見てきれいにしておくと良い印象を受けるパーツはあるだろうか。


「つま先が綺麗だと、全体の印象が良く見えます。革の種類にもよりますが、クリームやクリーナーを終えてからシューポリッシュで部分的な艶出しをして、つま先に光沢を出すのも良いと思います」

 最後に、シーズンを終えた女性のブーツの保管方法についても伺った。


「通常のお手入れとともに、長期保管の前には何日間かかけ、汗など湿気を蒸発させると良いでしょう。湿気を含んだまま保管するとカビが生えやすくなるので、靴用の乾燥材を入れておくのもおすすめです」

 保管場所は風通しがよく、湿気の少ない場所が最適だそうだ。日々のお手入れ次第で寿命がぐっとのびる革靴。お気に入りのものこそ、手をかけて大切に履いていきたい。


●取材協力
 株式会社リーガルコーポレーション
 HP:http://www.regal.co.jp/shoes/



 <外為・株式>NY=17時 1ドル=119円06~16銭


 27日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午後5時現在、1ドル=119円06~16銭で、前日の午後5時に比べ07銭の円高・ドル安になった。
 
  ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日の終値に比べ34ドル43セント高の1万7712ドル66セントで取引を終えた。



短期的なドル下落の可能性、シティ・チーフエコノミスト指摘 

 [ロンドン 27日 ロイター] – 米銀シティグループのグローバル・チーフエコノミスト、ウィレム・ブイター氏は27日、ドルが最近の対ユーロでの下落に続き、さらに値を下げる可能性があるとの見通しを示した。


 シティの通貨戦略チームの公式見解では、ドル高が一段と進み、今年第3・四半期に1ユーロ=1ドルのパリティー(等価)を突破するとしている。


 ただ、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の元委員でもあるブイター氏は、今後発表される米雇用関連の統計がドル下落を引き起こす可能性があると指摘。


 「米経済はわれわれが考えているよりも弱い恐れがある」と述べ、「今後発表される米雇用(の統計)は通常よりも重要度が高い。景気の弱さが確認された場合は、ドルへの下落圧力が増す公算が大きい」とした。


 同氏はまた、米連邦準備理事会(FRB)が今年の第3・四半期に利上げに踏み込むとする見方は根拠がないように思われると語った。


 「FRBの利上げについて市場は依然として後手に回っており、それより時期は遅いだろう。このため、ドルはある程度弱含む可能性がある」とした。


 ブイター氏を含むシティの経済チームは、欧州中央銀行(ECB)の緩和策が長期化するとの見通しを理由に、長期的にはドルがさらに強くなるとする公式見解を支持するとした。


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 ハリルJAPAN初陣、フレッシュなメンバーが攻撃と守備で見せた方向性


 

 ハリルホジッチ監督はチュニジア戦で永井ら新たな選手を起用した [写真]=兼子愼一郎


 文=河治良幸
 
 「多くの選手、試合にあまり出ていない選手にチャンスを与えたい」という前日会見の通り、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は代表初選出の藤春廣輝をはじめ、フレッシュな選手を多く先発させた。
 
  チーム全体が心がけたのは4-2-3-1のシステムに流動性を加えながら、グラウンダーでスピーディにボールをつないでゴールを目指すこと。またボールを失った瞬間に切り替えてコンパクトなブロックを高めに入り、コースを限定しながら球際を厳しくしてボールを奪い返すことだ。
 
  攻撃面で方向性が良く表れたのが、永井謙佑のスピードを活かした右サイドの仕掛けだ。SBの酒井宏樹を起点にトップ下の清武弘嗣がボールを受けた瞬間に永井が飛び出し、左ウイングから右に流れた武藤嘉紀が連動するなど、テンポの良いつなぎの中でハリルホジッチ監督が送り出した攻撃陣の機動力が発揮されていた。
 
  ただ、せっかくのチャンスにフィニッシュのタイミングが遅れたり、シュートが相手のブロックにかかって決めきれない場面が特に前半は多かった。チュニジアにフランスのモナコで活躍するアイメン・アブデヌールというハイレベルなDFがいたこともあるが、武藤にしても、川又堅碁にしても、好機にもっとスピーディにDFを外してシュートを打ち切ることが求められる。
 
  ハリルホジッチ監督の求めるプレーが随所に見られたものの、縦パスや動き出しのタイミング、判断の精度には課題が見られた。2タッチ以内のパスを意識するのがいいが、相手のディフェンスが張られているところにパスを出してしまい、受け手が体格に勝る相手とまともなフィジカルの勝負を強いられる場面が多く見られた。
 
  また相手のプレッシャーを避けるために出したバックパスが長くなり、そこから縦にパスを入れるタイミングが遅れてしまい、ハリルホジッチ監督がテクニカルエリアで声を張り上げる場面も見られた。やはり攻撃のテンポを停滞させるプレーは指揮官が最も嫌う1つと言えそうだ。
 
  守備に関しては、高い位置では相手のビルドアップをはめる意図が良く出ており、チュニジアの攻撃精度を落とさせることができていた。チュニジアはかなりの頻度で1トップのアーメド・アカイチか左右のウイングに縦パスを入れ、そこから高い位置に起点を作ろうとしたが、多くの場合はDFラインが体を前に入れてカットすることができていた。
 
  それによりチュニジアのパスが狭くなり、日本が中盤でボールを奪える要因になっていた。また高い位置に起点を作られても、1対1で厳しくアプローチして止めることは出来ていたが、何度か深い位置でファウルしてしまい、相手にFKのチャンスを与えた。そうした部分はミーティングでもハリルホジッチ監督が映像を見せながら厳しく言っている部分で、改善をうながしていくだろう。
 
  結局、2得点が決まったのは後半の途中に香川真司、本田圭佑、岡崎慎司が宇佐美貴史とともに入ったあとだったわけだが、先発メンバーがハリルホジッチ監督の求めるプレーを意欲的にやろうとする姿勢が見られたことは今後に向けた収穫だろう。
 
  ただし、次のチャンスを得たときは姿勢だけでは合格点が与えられることはない。今回の先発メンバーがウズベキスタン戦でどれだけ出場できる不明だが、ハリルホジッチ監督の要求により高いクオリティで応えながら、結果に直結するパフォーマンスが代表定着につながるはずだ。
 
 


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 ハリルホジッチ、本田と香川を称賛「能力を出せばゲームは変わる」


 

 日本代表は新体制の初陣で快勝した [写真]=兼子愼一郎


  キリンチャレンジカップ 2015が27日に行われ、日本代表とチュニジア代表が対戦。日本は岡崎慎司と本田圭佑のゴールで、2-0と勝利を収めた。
 
  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっての初陣だったが、本田や香川真司らはベンチスタート。後半途中に投入されると、2選手ともゴールに絡むプレーを見せた。
 
  指揮官は起用法について、「本田や香川、内田(篤人)のクオリティーは既に知っている。それによって、他の選手に機会を与えた」と明かす。一方で、選手交代後にスコアが動いたこともあり、「本田と香川が入ったことで、ゲームのクオリティーが上がった。彼らは自分たちのクオリティーを見せてくれた」と語った。
 
  本田と香川を、「日本のキーとなる選手」と表現したハリルホジッチ監督。「2人が自分の能力を全て出せば、ゲームは変わるということを見せてくれた」と称える。「彼らはテクニックだけでなく、規律、丁寧さ、勇気、ディフェンスのアグレッシブさも見せてくれた。チーム全員が同じことを見せないといけない」と、続けた。
 
  日本は31日に行われるJAL チャレンジカップ 2015で、ウズベキスタン代表と対戦する。
 
 


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 結果出したのは岡崎&本田…セルジオ越後氏「宇佐美や永井に点を取ってほしい」


 

 チュニジア戦に出場した宇佐美、武藤、永井 [写真]=兼子愼一郎


  キリンチャレンジカップ2015が27日に行われ、日本代表とチュニジア代表が対戦。日本は後半途中に投入された岡崎慎司と本田圭佑の得点により、2-0で勝利し、ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の初陣を飾った。
 
  試合後、『サッカーキング』の取材に応じたサッカー解説者のセルジオ越後氏は、「前半は激しいプレーや局地戦が多く、重い試合になったね。日本は流れが良いわけではなく、勝ちたいという気持ちが強く出過ぎていた。武藤(嘉紀)も川又(堅碁)もまだまだ。永井(謙佑)も全然ダメだよ」と、新戦力のプレーなどにはやや不満の様子。
 
  後半は途中出場の岡崎、本田、香川真司らの活躍で2得点を挙げたが、「日本は6人の交代枠があるホームゲームだと良い試合をする。相手は選手全員が長距離の移動があって、後半にはスペースができる。そこでフレッシュな選手をたくさん投入できるからね」とコメント。ハビエル・アギーレ前監督については「初戦がウルグアイでかわいそうな部分はあった」と前置きした上で、「これまでの監督もこういったような試合には勝ってきた」と続けている。
 
  ハリルホジッチ監督については、「高校の先生っぽいよね。だから日本人には合うんじゃない?」と、厳格な指揮官の就任を歓迎する一方、「今日のスタメンを次のウズベキスタン戦でもう一度先発させてほしい。評価するのはそこから。まだ、監督がどれだけ改革できるか、期待できるかは判断できない」と続けた。
 
  また、「そろそろ岡崎や本田以外の選手の名前がたくさん出るようになってほしい。宇佐美(貴史)や永井に点を取ってほしいね」と、新戦力への期待を寄せている。
 
 


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