●レッスン1. スラング系 We got a squeaker today, people. 「今日はド新人がやってきたぞ」 フレッチャー先生が新入りのニーマンをメンバーに紹介する際に使うセリフ。注目したい単語は“squeaker”。「キーキーと音を立てる人」という意味でも使われる名詞です。字幕では「ド新人」と表現していますが、深読みすると「ロクな音も出せない“ひよっこ”を紹介する!」とも超訳できる、何とも口の悪い言い方。自分ならこの時点で心が折れてしまいそうです。
In four, damn it! Look at me. 「4ビートだ 見ろ」 リズムが合わないニーマンへ苛立ちを見せた先生のひと言。“damn it!”は人を罵る際に使うワードです。“Fuck”は放送禁止用語ですが、この言葉はアメリカのテレビ番組でも使用可能。米ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアーも“damn it!”は使いまくっていましたよね。
If you, deliberately sabotage my band, I will fuck you like a pig. 「わざと私のバンドの邪魔をするとブチのめすぞ」 出ました“fuck you”。しかもバカ扱いする言葉“pig”と併せてWパンチ。ノックアウト寸前の人間をさらに追い込みます……。
●レッスン2. 例え系 Tell me it’s not you, Elmer Fudd. I’ve carried your fat ass for too long, Metz. 「お前か マンガ君」「足手まといも限界だ デブ野郎!」 テンポがズレているぽっちゃり男子に重たいひと言。“Elmer Fudd”(エルマー・ファッド)はバッグス・バニーなどが登場する米大人気アニメ『ルーニー・テューンズ』のハゲで間抜けな人間のキャラクター。思わずフレッチャー先生に「ハゲはお前だろ!」と言いたくなりますが、言ったら命が危ないですね……。日本人にはなじみがないので、字幕では「マンガ君」となっています。“Metz”はカロリー消費の単位“METs”のことでしょうか。ここでは「デブ野郎!」と訳されています。
I can still fuckin’see you, Mini-Me! 「引っ込めと言ったろ!」 “Mini-Me”(ミニ・ミー)は映画『オースティン・パワーズ:デラックス』に登場するDr.イーブルを小さくしたクローン人間。楽譜を置きっぱなしにした、ちびでぽっちゃりの生徒に先生が浴びせた言葉です。しかし、ホントによく思いつくなぁ。
「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」がファーストラインに一本化されることが発表され、去就に注目が集まっていた同ブランドのウィメンズクリエイティブ・ディレクターのケイティ・ヒリヤー(Katie Hillier)とデザインディレクターのルエラ・バートリー(Luella Bartley)が、新ブランドを立ち上げることが明らかになった。
新ブランドHillier Bartley創設の元木々を読む
2013年に「マーク BY マーク ジェイコブス」初となるウィメンズクリエイティブ・ディレクター、デザインディレクターにそれぞれ就任したロンドン出身のヒリヤーとバートリーは、2人の名を冠したブランド「ヒリヤー バートリー(Hillier Bartley)」を2015年秋冬コレクションから始動する。新ブランドではウェアやバッグ、アクセサリーを手がけ、クラッシックな英国文化にインスピレーションを受けたというデビューコレクションではベルベットシルクやメリノウールなどを使用したドレスやセパレーツを発表するという。
カナダを拠点にマンションなどの開発を手がけるCD Capital DevelopmentsとFreed Developmentsが、デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とパートナーシップを締結したことを発表した。トロントで両社は居住スペースをメインとした開発「The Art Shoppe Lofts + Condos」を計画しており、同氏はロビースペースのデザインを担当する。