スノーボードのワールドカップ(W杯)は1日、北海道旭川市のサンタプレゼントパークで男女パラレル回転を行い、女子は竹内智香(広島ガス)が同種目で今季最高の8位に入った。ジュリー・ツォク(スイス)が初勝利を挙げた。
2回の合計タイムで争う予選を11位で通過し、上位16人による決勝トーナメントに進んだ竹内は、準々決勝で敗れた。家根谷依里(大林組)は27位。他の日本勢5人は予選の1回目で敗退した。
男子はジャン・コシール(スロベニア)が前日の大回転に続いて制し、通算4勝目。日本勢は7人全員が決勝トーナメントに進めず、吉岡健太郎(はつみホーム)の23位が最高だった。
◇竹内、好感触の8位
苦手のパラレル回転で今季最高の8位に入った竹内は「初めてスラローム(回転)らしいスラロームができた」と喜んだ。昨年のソチ五輪で銀メダルを獲得したのは大回転。かつてはW杯で2位に入ったこともある回転は狭い旗門の間隔に合わせたターンができず、ここ3シーズンは振るわなかったが、地元の旭川で開かれた大会で好感触をつかんだ。次の2018年平昌五輪に向けて「(大回転と回転の)二つ勝ちたい。その一歩になった。まだまだ伸びしろを感じる」と晴れやかな表情だった。
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