◆オープン戦 広島―ヤクルト(8日・マツダスタジアム)
広島に8年ぶりに復帰した黒田博樹投手(40)が、8日のヤクルト戦(マツダ)でオープン戦に初先発。4回1/3を投げ39球3奪三振無四球のパーフェクトピッチングを披露した。
真っ赤に染まったスタンドには「おかえり」と書かれたボードを掲げるファンや、背番「15」のユニホームを手にするファンが目立った。
注目のマウンドでも魅せた。黒田は1回を5球で終えると、3回まで25球の省エネ投球。
二巡目の4回は華麗なフィールディングを披露。川端の一、二塁間を破ろうかという打球を一塁・グスマンが好捕。黒田が一塁にベースカバーに入るが、ヒザ下へのワンバウンドするボールに見事に対応。9人目の野手として、大歓声が送られた。
4回先頭の畠山を空振り三振に仕留めると、お役ご免。ベンチへ引き上げる背番15には、大きな拍手と歓声が送られた。