1月実質賃金は前年比‐1.5%、マイナス幅縮小=毎月勤労統計 | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速


1月実質賃金は前年比‐1.5%、マイナス幅縮小=毎月勤労統計 

 [東京 3日 ロイター] – 厚生労働省が3日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比1.5%減となった。マイナスは19カ月連続だが、減少幅は昨年12月より小幅縮小した。現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年比1.3%増の27万2779円で11カ月連続の増加。所得環境の着実な改善が裏付けられた。


 このうち所定内給与は前年比0.8%増と2カ月連続で増加した。正社員などフ


 ルタイムで働く一般労働者は前年比0.7%増で10カ月連続増となった一方、パートタイム労働者は同0.4%減だった。


 所定外給与は前年比2.6%増と22カ月連続で増加した。特別に支払われた給与


 は前年比10.8%増だった。


 現金給与総額の前年比を就業形態別にみると、一般労働者は1.3%増。パー


 トタイム労働者は0.1%減だった。


 総実労働時間は前年同月と同水準だった。所定外労働時間は前年同月比1.0%増と3カ月ぶりに増加した。 続く…


記事を1ページに表示する