【愛媛】船ヶ谷遺跡で発掘調査公開 | 国際そのほか速

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松山市の船ヶ谷遺跡で、古墳時代後期の古墳2基が新たに見つかり、発掘調査の様子が公開されました。

松山市の船ヶ谷町にある船ヶ谷遺跡では、去年11月から、市の外郭団体の埋蔵文化財センターが発掘調査を行っていて、その結果、6世紀の古墳時代後期のものと見られる古墳2基が新たに見つかりました。

古墳には、石を積み重ねて造られた幅1メートル50センチ、長さ3メートル60センチほどの遺体を納めるための石室があり、古墳の横に入口がある横穴式の石室であることや、出土品などから、古墳時代後期のものだとわかったということです。
中からは、須恵器や土師器などの土器や、鉄製品、装飾品などが出土しています。

中でも、耳環と呼ばれる銅に金の板を貼り合わせて作られた耳飾りは、直径が3.5センチほどあり、これまで松山市内で出土したものの中で最大級の大きさだということです。

この船ヶ谷遺跡の発掘調査の様子は、今月22日、日曜日の午前10時から、一般に公開されることになっています。

埋蔵文化財センターの相原浩二さんは、「この地域の有力者の墓で、出土品が古墳に残った状態で見られるのは貴重な機会なので、ぜひ見に来てほしい」と話していました。

02月20日 19時25分

ソース元に動画あり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005586541.html?t=1424486815146