マー君、初ブルペンで21球 コーチら緊張…12人が固唾をのんで見守る | 国際そのほか速

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マー君、初ブルペンで21球 コーチら緊張…12人が固唾をのんで見守る 

 21日にキャンプインを控えたヤンキースの田中将大投手(26)が19日、米フロリダ州タンパのマイナー施設で自主練習を行い、初めてブルペンで捕手を座らせた。右肘故障の再発が心配されているため、チーム関係者が固唾をのんで見守る緊張した雰囲気となった。

 キャンプイン前のブルペン練習に日米の報道陣、関係者約50人が集まる異例の注目度。田中は直球に変化球を混ぜて軽めに21球を投じた。大リーグ公式サイトは「コーチとチーム関係者12人がフェンスの後ろに鈴なりになった。この場面は、キャンプ中に何度も見られることだろう」と報じ、チームが田中の体調に非常に敏感になっている様子を伝えている。

 ロスチャイルド投手コーチは、「田中の右腕の調子を見ながら練習を進める。通常の練習メニューに入る前に、彼の体調を見極めたい」と話している。ニューヨーク・ポスト紙は「アレックス・ロドリゲス(の禁止薬物スキャンダル)は忘れろ。注目は田中の初ブルペンに移った」と報じている。