
出版の星海社、アニメ製作の東宝(TOHO animation)、スマートフォンゲーム会社のセガネットワークスの3社は19日、都内で開催された『セガネットワークス メディアカンファレンス 2015 Winter』内で、「本格メディアミックス」を謳った『ケイオスドラゴン』プロジェクトの概要を発表した。
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『ケイオスドラゴン』プロジェクトの名の下に、放送・映像・WEB・文芸・通信・ゲームetc…あらゆる“連動”(コラボレーション)が集結。まず、アニメ『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』が今夏よりTOKYO MXほかでテレビ放送されることが決定。さらに、本格ストーリング・ボードゲーム『ケイオスドラゴン 覇王春秋』(星海社)と、スマホゲーム『ケイオスドラゴン 混沌戦争』(iOS/Android、今夏配信予定、セガネットワークス)が展開される。
同プロジェクトの原案となっているのは、RPF(ロールプレイングフィクション)『レッドドラゴン』(星海社FICTIONS)。三田誠氏による物語設計のもと、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)のルールをベースに、当代きっての作家たち、虚淵玄氏、奈須きのこ氏、紅玉いづき氏、しまどりる氏、成田良悟氏の5人がプレイヤー(キャラクター原案)として集い、セッションを繰り広げて物語を紡いできた。
アニメ『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』は、『ケイオスプロジェクト』の始まりの物語。煌歴三○一五年の世界を舞台に、守護神「赤の竜」が暴走した小国ニル・カムイをめぐる物語を、緻密な設定のもとアニメーションで表現する。
スタッフは、監督に、数々のアニメ作品で、ハイテンポでスタイリッシュな映像を手がけてきた松根マサト氏を起用。今作でテレビアニメ初監督を務める。シリーズ構成には、ゲームデザイナーとしても活躍する小太刀右京氏(チーム・バレルロール)を起用し、人気アニメの脚本を多数手がける會川昇氏が構成補として参加。さらに、『ファイナルファンタジーXII』などの人気ゲーム・アニメの楽曲を手掛ける崎元仁氏が、壮大な音楽で物語を彩る。アニメーション制作は、多くの人気作を手がけ注目を集めるスタジオ・SILVERLINK./CONNECT。
同時に始動するボードゲーム『ケイオスドラゴン 覇王春秋』では、7人の英雄(スタープレイヤー)が結集し、アニメ『赤竜戦役』の10年後の世界を描く。さらに『ケイオスドラゴン 混沌戦争』は、ボードゲームの展開とシナジーする物語を、全プレイヤーと共に築き上げる新世代のスマートフォンゲームとなる。
■『ケイオスプロジェクト』公式サイト
http://chaosdragon.jp