反ユーロ党、旧西独で初議席=ギリシャ問題影響か-ハンブルク | 国際そのほか速

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  【ベルリン時事】ドイツ第2の都市、北部ハンブルク市(州扱い)で15日、議会選挙が行われた。暫定結果によると、欧州単一通貨ユーロからの離脱を訴える新興政党「ドイツのための選択肢」が得票率6.1%で初めて議席を獲得した。旧東独の3州議会と欧州議会には既に議席を持つが、旧西独州議会では初めて。
  ギリシャの債務問題への対応がこのところ注目されていることで、ギリシャに対する財政支援に不満を抱く有権者の支持が「選択肢」に集まった面もありそうだ。「選択肢」は2013年に経済学者らが結成。ユーロ離脱だけでなく、政策を充実させており、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党からの脱却を図っている。 
  ハンブルク議会選では社会民主党が第1党の座を守った。