連続銃撃容疑者は“要注意人物” 警察がマーク | 国際そのほか速

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  地元メディアによりますと、容疑者はデンマーク生まれの22歳の男とみられ、15日未明、コペンハーゲンの住宅街で、行方を追っていた警察との銃撃戦の末、射殺されました。
 
  事件の発端は、前日の14日夕方、表現の自由をめぐる集会が行われていたカフェで男が銃を乱射。市民1人が死亡、警察官3人がけがをしました。
 
  「犯人が持っていたのはマシンガンに見えた。私はすぐテーブルの後ろに隠れた」(集会参加者)
 
  また、最初の事件から8時間後にはユダヤ教の礼拝堂の前でも発砲があり、男性1人が死亡、警察官2人がけがをしました。
 
  地元警察は2つの事件とも射殺された男による単独犯行とみていますが、この男について警察は、暴力行為や過去に武器を所持していたことから、要注意人物としてマークしていたことを明らかにしました。犯行の動機についてはまだわかっていませんが、容疑者の男は、先月、パリで起きたテロ事件に影響を受けたとみられています。
 
  トーニングシュミット首相は事件があったユダヤ教の礼拝堂を訪れ、犠牲者を悼んで献花を行いました。16日には第1現場のカフェで追悼セレモニーが行われる予定です。(16日04:49)
  遺体で発見されたのは、韓国中部のハンソ大学に留学していた山田悟視さん(21)です。
 
  山田さんは先月3日の朝、大学周辺にジョギングに出たまま行方がわからなくなりましたが、15日午後、大学近くの貯水池の中で遺体で発見されました。
 
  韓国の警察は、山田さんが何らかの理由で凍った池に入り、氷が割れて水中に落ちたとみています。
 
  地元の警察は、連日、大学周辺を100人体制で捜索していました。
 
  死因は溺死で、事件性はないとみられています。(15日23:29)