さびしがり屋だけど自己完結型? 今話題の猫好き男性の心理とは | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

 空前の猫ブーム、ですよね。
 猫に関するブログや本、テレビ番組などはヒットを飛ばしまくっているし、つい最近の雑誌・AERAでは、猫と暮らす一人暮らしの男性=「猫男子」が増えている、という特集がされていました。猫好き男性というと筆者などは「わ、やさしそうで面倒見もよさそう!」と都合よく思ってしまうのですが、中には「さびしそう」とか「暗そう」というマイナスの意見もあるようで……。ローリエ読者の中にも、猫好き男性の生態が気になる人がいるのでは。
 
 
 
 
 
 筆者のまわりの猫好き男性を思い浮かべてみると、独身貴族のグラフィックデザイナーから、タトゥーが入ったコワモテの美容師、繊細な写真を撮る写真家さんまで、みごとにタイプはバラバラ。共通点は、自分の世界を持っているところと自由を好むところでしょうか。やはり自分に似たものに惹かれるのか……。
 
 猫は散歩の必要もなく、ほうっておいても大丈夫ですが、甘えるときはとことん甘えてきます。そんな距離感が、忙しく働く男性にはちょうどいいのかもしれません。それと昔から作家や漫画家の猫飼い率は高いですが、犬好きに比べて猫好きは比較的自己完結した人が多いようにも思います。
 
 何をかくそう、筆者もそうとうな猫好きの一人。先日はじめて猫カフェに行ったのですが、平日の夕方にもかかわらず、男性客が多いのには驚きました。フロアには最初若いカップルが2組いて、その後シングルの男性が時間差で2組来店。シングル男性は両者とも20代後半~30そこそこでしょうか。2人とも内向的な文系といった雰囲気で、1人で行動することが多そうな感じ。
 
 猫カフェでは、リビングのようなフロアで思い思いに過ごすのですが、猫の動きによっては、知らない者同士で会話が生まれます。筆者がレオンくんというミックスの美猫とたわむれていたところ、突如レオンくんがある方向へ突進。あらら。その先には、猫じゃらしを振っている男性がいたのでした。お互い苦笑いしつつ、「あ、いいですか。すみません」「ああ、どうぞ」なんてやりとりをしました。
 
 そこでときめいたりはしませんでしたが(世代がぜんぜん違ったし)、猫カフェで男女が出会う可能性は充分ありうるな、と感じました。なんたって警戒心がとけている空間だし、猫との触れあい方を見れば人となりがわかります。猫が間に入ることで、シャイな人でも会話が持つ。こりゃ下手な合コンよりよっぽどいいのでは……と思い調べてみたら、やはり婚活イベントをやっている猫カフェもあるようです。
 
 これを読んでいるあなたが猫好きで、趣味を同じくする男性と知り合いたかったら、猫カフェに行ってみるのも一考の余地あり、です。シャイな猫好き男性の素の姿が見られるのですから。
 (アオノミサコ)
 
 
↓猫漫画一覧はこちらから↓