日韓国交正常化50周年の共通のキャッチフレーズとロゴマークが決まり、両国政府が13日に発表した。
キャッチフレーズは「共に開こう 新たな未来を」。
地方自治体や企業、民間団体などが年内に予定している行事が50周年の記念事業に認定されれば、キャッチフレーズやロゴマークを使用できる。
ロゴは日韓の国旗のデザインをモチーフに、2人の人物がほほ笑み、?を寄せ合っている姿。
国交正常化40周年の際のロゴをベースにした。
両政府は経済や社会、芸術、学術、観光、スポーツなど幅広い分野で日韓の交流促進や友好強化に資する行事を募集し、記念事業として認定していく考えだ。
日韓関係は安倍晋三首相と朴槿恵(パククネ)大統領の2人だけの首脳会談がいまだに実現しないなど、政治レベルでは冷え込んだままだが、
日本政府関係者は「これを機に少しでもムードがいい方向に向かえば」と話す。
韓国外交省は「両国が新しい未来に向けて出発する元年になることを期待する」とのコメントを出した。
記念事業の募集、認定などの詳細は日本外務省のホームページで。(ソウル=貝瀬秋彦)
http://www.asahi.com/articles/ASH2F6K24H2FUHBI021.html