首相、再犯防止に意欲 「仕事と居場所増やす」 | 国際そのほか速

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  安倍晋三首相は10日、刑務所を出た人の更生を支援する啓発活動「社会を明るくする運動」の会合を官邸で開き、「過ちから立ち直ろうとする人が仕事と居場所を得る機会を増やすため、さまざまな施策を力強く進めていきたい」と述べた。

  同時に「立ち直るには社会復帰できるよう、社会全体で支援することが必要だ」と強調した。

  運動を応援する歌手の谷村新司さんも出席し、少年院を訪問した経験に触れ「20年後、30年後の日本を支える子どもたちを見守るため、力の限りを尽くしたい」と語った。啓発活動は法務省などが実施している。

  民主党北海道連の勝部賢志幹事長は15日、札幌市内で記者会見し、4月12日投開票の北海道知事選で独自候補の擁立を見送ると発表した。近く、既に出馬表明した元北海道放送アナウンサーのフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支持を正式決定する。

  民主党道連によると、北海道知事選で候補を立てないのは、民主党が流れをくむ旧社会党時代を含めて初めて。

  知事選には、現在3期目の高橋はるみ知事(61)も立候補を表明しており、自民党北海道連が推薦を決定。共産党北海道委員会は佐藤氏の支援も視野に対応を検討していることから、両氏の一騎打ちとなる可能性が高まった。