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『The Last Knights(原題)』は映画『ザ・バンク 堕ちた巨像』(09)のクライヴ・オーウェン、『LUCY/ルーシー』(14)モーガン・フリーマン、『ヘラクレス』(12)のアクセル・へニーら、豪華スターが共演。日本からは伊原剛志が出演している。
脚本を務めたのは、ポール・ジアマッティとダスティン・ホフマンが親子役で共演した2010年作品『バーニーズ・バージョン ローマと共に』のマイケル・コニーヴェスと、新進気鋭のダヴ・サスマン。Comic Book Resourcesによると、本作は騎士ライデン(クライヴ・オーエン)が皇帝の特使モット(アクセル・へニー)に陥れられた主(モーガン・フリーマン)の敵を討つべく騎士団を引き連れ、モットに戦いを挑む様を描くアクション・アドベンチャーになるという。
公開された予告編では、モットの企みにより城を追われたライデンら騎士団が雪の降る中、剣を片手にモットがいる城に乗り込む姿などが映し出されている。「計画を立て犠牲を払い、時機をうかがい」ついに立ち上がる騎士達…。伊原扮するキャラクターはモットに仕える者のようで、オーエン扮するライデンと刃を交わす場面もある。
『CASSHERN』や『GOEMON』ではCGと融合させた独特の映像美を披露した紀里谷監督だが、日本の武士道に近い騎士道をどのような映像に載せて全編を語っているのか。日本でのリリース情報などの続報に期待したい。潤んだまなざしとセクシーな唇、耳にまとわりつく低音ボイス…。自ら“男版壇蜜”を名乗り、その色気で女性を骨抜きにし、エロス系俳優としての才を発揮している斎藤工。ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で、上戸彩演じる人妻に溺れる高校教師を演じて以降、人気に歯止めがかからない斎藤だが、エロス系俳優は斎藤だけではない。女性のハートに火をつけるエロス系俳優に迫る。
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エロスと聞いてまず思い浮かぶのは、“エロ男爵”の異名を持つ沢村一樹。誰もが正統派イケメンだと思っていたのは昔の話。いつの頃からか、バラエティ番組で話す言葉は下ネタのオンパレード。ドラマ共演者にはセクハラまがいの発言をしていることが明らかとなり、その姿はもはやエロの権化である。
“エロ俳優”で検索をかけると、ほぼ1発目に沢村の名前がヒットするのも納得もの。NHKのバラエティ番組『サラリーマンNEO』では、男の色気で問題を解決する“セクスィー部長”なるキャラを開放的に演じていたこともあり、再び禁断のドアが開かれることを待ちわびるファンも多いとか。
続いては、時折演じるゲイ役になぜか安心感を覚える北村一輝。男を追う目はまさにエロティックだが、もちろん女性との絡みは真骨頂。斎藤同様、『昼顔』では吉瀬美智子演じる人妻との荒々しい濡れ場を披露し、主婦層を完全ノックアウトさせたことは記憶に新しく、ネット上には「性の香りしかしない」「スケベすぎやろ~」と萌えコメントが溢れている。 しかし、「濃い顔だけがエロス系にあらず」と証明するのが、綾野剛。切れ長一重、クールな表情からは想像しにくいが、東京ガスのCMで見せる涼やかな笑顔とウィスパーボイス、映画やドラマでのキスシーンが“微エロ”となかなかの高評価を集めており、エロス系俳優として2015年注目のひとりだ。
さらに、成宮寛貴も意外にもエロス系。昨年発売された女性誌「an・an」では、佐々木希との大胆キスカットを披露し、「ヌードよりも衝撃的」と話題を独占。東方神起が2009年にリリースしたシングル「Stand by U」のPVでは濃厚なベッドシーンに挑み、「エロい」「色っぽい」と女性ファンをメロメロにさせたことも。醸し出す艶っぽさは折り紙付きと言ったところか。
斎藤のブレイクをきっかけに“エロス系俳優”枠が確立された2015年。独走するかに思われた斎藤だが、並走するライバルはすでにスタンバイOK。それぞれが持つ魅惑的エロスで、色めく女性たちのエロティシズムを満たしてほしいものだ。(文:鶴見菜美子)