
企画したのは昨年8月。若い人の視点も取り入れようと、稲沢市にある名古屋文理大学情報文化学部4年生の男女7人に協力を依頼。学生たちは卒業作品として取り組み、実際に店に足を運んで取材するとともに、冊子の中で案内役も担当してもらった。
「ホテルに泊まる会社員らが気軽に歩いていける店」をテーマに、一宮駅周辺や本町商店街にある日本料理店、地元に根ざした喫茶店、老舗のうどん屋など74店を紹介。写真やイラストもふんだんに使った。
同会議所・商業活性化委員会の森初男委員長は「これまで商議所にも『どこに食べに行けばいいか』と問い合わせてくるケースもあったので、ぜひ活用してほしい」と話している。
美食図鑑は、ポケットに入る長財布サイズで、カラー刷り64ページ。2万部を用意し、8か所のビジネスホテルをはじめ、市観光案内所などで無料配布する。今後、同会議所のホームページでも公開する。問い合わせは同会議所(0586・72・4611)。