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「DC8」で空の旅体験=人気コーナーがリニューアル-航空科学博物館  12年ぶりにリニューアルされた航空科学博物館の「DC8シミュレーター」の操縦席部分=13日、千葉県芝山町

   成田空港に隣接する航空科学博物館(千葉県芝山町)で人気の体験コーナー「DC8シミュレーター」が15日、12年ぶりにリニューアルされる。操縦席の窓などから見える実写映像と、上昇、降下などに合わせて室内全体を揺らす装置のプログラムを一新。コースも2種類から3種類に増やした。従来通り操縦室内の機器操作も体験でき、約15分の空の旅が実感できる。
  DC8はジェット旅客機の第1世代に当たる4発機で、1960年代を中心に世界で活躍した。シミュレーターは操縦室の実物と客席12席を備え、「運航中」はパイロットが行う点呼の音声などとともに、窓や座席のパネルに外の様子が映し出される。
  コースはいずれも成田発着。従来は首都圏上空を飛行する2種類だったが、リニューアル後は東京湾を巡る「東京周遊コース」のほか、栃木・日光などを経由して福島空港と往復する「福島コース」、富士山や伊豆大島を見ながら静岡空港と結ぶ「静岡コース」がある。
  「搭乗」は平日3回、土日休6回。入場料のほか1人100円の料金がかかる。