偽装結婚組織、中国の男首謀か | 国際そのほか速

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 中国人と日本人による偽装結婚を組織的にあっせんしたなどとして、福岡県警は12日、中国人の女1人と日本人の男5人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕したと発表した。県警は中国・福建省に住む中国人の男(50歳代)が首謀者とみて逮捕状を取り、行方を追っている。

  逮捕された6人は、中国人の飲食店従業員林華琴(37)(川崎市幸区南加瀬3)、会社員清藤淳(42)(北九州市小倉南区若園4)の両容疑者と日本側の仲介役の4人。

  発表によると、6人は共謀し、2013年2月15日、林容疑者に在留資格を得させるため、夫婦の実態がないのに清藤容疑者との婚姻届を同市小倉北区役所に提出し、事実と異なる記録をさせた疑い。

  県警は、首謀者の中国人の男が出稼ぎ目的の中国人の女から1人当たり数百万円を受け取り、日本側の仲介役に一部を分配する形で、複数の偽装結婚をさせていたとみている。