わら装束に身を包んだ男たちが民家などに水を掛けて回る「米川の水かぶり」(同保存会主催)が11日、登米市東和町米川地区であった。
「神の化身」として顔にすすを塗り、わらを身につけた男23人が住宅や商店約120軒が並ぶ通りを歩いた。
男たちは道端に置かれた水の入ったおけやバケツを手に取り、「ホー」と奇声を上げ、建物の屋根に次々と水を掛けて回った。
水かぶりは国指定重要無形民俗文化財。1170年ごろ、修行僧の行として始まったとされる。
わら装束の参加者は米川五日町地区の住民や出身者の男性に限られ、火伏せの行事として受け継がれている。
画像 http://photo.kahoku.co.jp/graph/2015/02/12/01_20150212_15021/001.html
ソース http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150212_15021.html