
「べにっこひろば」内に設置された約6メートルの複合遊具と視察する市川山形市長(左)=15日、同市
雨や雪の日でも子どもが遊べる場所を、と山形市が整備を進めてきた子育て施設「べにっこひろば」が完成した。建物は2670平方メートルで、屋内の児童遊戯施設としては東北最大級という。委託を受けたNPOが一部を運営する。
室内は年齢層に応じてエリアを分け、乳幼児用のつかまり立ち練習遊具や「ボールプール」、高さ約6メートルの小学生向け複合遊具などを設置。水がなくても型抜き遊びができる粘土のような砂「キネティックサンド」で遊べる部屋も設けた。屋外用トランポリン「ふわふわドーム」なども整備される予定で、総工費は約22億円。
視察した市川昭男山形市長は「市民以外の方もご利用いただきたい」と話し、吉村美栄子知事は「親も子も友人ができる場所。子どもたちはのびのびと健康に育ってほしい」と語った。【もぎたて便】