卒業・卒園アルバム作りピーク 園児や生徒らが学び舎(や)を巣立つ3月を前に、北九州市門司区の印刷・製本会社「マツモト」の工場で、卒業・卒園アルバム作りがピークを迎えている。 今年も北海道から沖縄まで全国から注文が相次ぎ、約7000校・園の計約70万冊を制作。印刷、裁断、装丁などの工程は1月中旬からフル稼働し、裁断・装丁の工場では普段の2倍の約150人態勢で作業にあたっている。 濃紺など落ち着いた色調の表紙に、学校や園の名称、意匠をあしらうのが定番。ただ最近は、パステルカラーを使ったり、集合写真をあしらったりと多様化しているという。