勇壮 鳥羽の火祭り | 国際そのほか速

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勇壮 鳥羽の火祭り 西尾市鳥羽町の鳥羽神明社で8日、国指定重要無形民俗文化財の「鳥羽の火祭り」が開かれ、大勢の市民や観光客らが勇壮な催事を楽しんだ。同祭はその年の天候や農作物の豊凶を占う神事で、約1200年前から伝わっている。

  竹や茅(かや)などで作られた高さ5メートル、重さ約2トンの「すずみ」(東西2基)の中に、「神木」と1年を表す「十二縄」が納められ、「ネコ」と呼ばれる神男を中心とした奉仕者約120人が東西に分かれ、盛んに燃え上がるすずみの中に果敢に飛び込み、神木と十二縄を競って取り出すと、歓声が上がった。

  鳥羽火祭り保存会の柴田清さんは「今年は東が早かったので、豊作になる年と予想される」と話した。