いじめ問題子供サミット、小中学生150人参加 | 国際そのほか速

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  子供たち自身がいじめについて考える「全国いじめ問題子供サミット」が24日、東京・霞が関の文部科学省で初めて開かれた。

  35都県・政令指定都市の小中学生約150人が、増加している「ネットいじめ」などの対策を話し合った。

  大津市内の男子中学生の自殺問題をきっかけに、「いじめ防止対策推進法」が2013年9月に施行されたのを受け、同省が開催。今後も開く予定だ。パソコンや携帯電話などを通じた「ネットいじめ」は、同省の13年度の調査で過去最多だった。

  サミットでは、それぞれの地域での取り組みを発表。横浜市の中学生のグループは、無料通話アプリ「LINE(ライン)」によるいじめを描いたドラマを制作したことを報告。大津市の中学生たちはアンケート調査結果などを説明した。