米大統領サウジ入り…自ら弔問、新国王と会談 | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

 【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は27日、サウジアラビアのリヤドでサルマン新国王と会談した。

  AP通信によると、オバマ氏と国王はイスラム過激派組織「イスラム国」への対応やイラン核問題、イエメン、シリア情勢など中東地域のさまざまな課題について意見交換した。オバマ氏はサウジの人権問題も提起した。

  オバマ氏はサウジのアブドラ前国王の死去を受け、インド訪問日程を短縮し、米弔問団の代表としてサウジ入りした。米大統領自ら弔問に訪れるのは異例で、対イラン、シリア政策などを巡り、ぎくしゃくしていたサウジとの関係を修復する狙いがある。

  サウジは米軍主体の対イスラム国掃討作戦にも加わっている。