福島知事選告示、無所属6新人届け出…過去最多 | 国際そのほか速

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 東日本大震災後初の福島県知事選は9日告示され、無所属の新人6人が立候補を届け出た。

  現職の佐藤雄平知事が退任表明し、8年ぶりの新人対決。候補者は同県知事選では過去最多となった。震災の被害が激しかった岩手、宮城、福島の3県で、震災発生時の知事が交代するのは初めて。投開票は26日。

  選挙戦では、東京電力福島第一原発事故による避難者の帰還、生活再建の支援のあり方や、除染の促進、佐藤知事が受け入れを表明した中間貯蔵施設の整備などを巡って論戦が展開される。

  6人とも政党推薦を受けていないが、自民、民主、公明、社民の各党は前副知事を支援し、主要政党が相乗りする構図。共産、新党改革は前岩手県宮古市長を支援している。

      ◇

  内堀(うちぼり) 雅雄(まさお) 50 無新 (元)副知事

  井戸川(いどがわ)克隆(かつたか) 68 無新 (元)双葉町長

  五十嵐(いからし)義隆(よしたか) 36 無新 牧師

  熊坂(くまさか) 義裕(よしひろ) 62 無新 (元)岩手県宮古市長

  伊関(いせき) 明子(あきこ) 59 無新 コンビニ店経営

  金子(かねこ) 芳尚(よしなお) 58 無新 建設会社社長

  〈届け出順、(元)は前職を含む〉