くじ引き当選市議「1057票を死に票に…」 | 国際そのほか速

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 京都府舞鶴市議選(定数28)は16日に投開票された。

  最下位当選枠に、得票数が1057票で並んだ、いずれも無所属現職の亀井敏郎さん(65)と田村優樹さん(48)は公職選挙法に基づき、くじ引きで亀井さんが当選者に決まり、17日未明に新議員28人が出そろった。投票率は過去最低の58・48%。

  新議員の内訳は、現職20人、新人8人。党派別では自民6、公明4、共産4、無所属14だった。

  この日、市役所で当選証書を授与された亀井さんは「くじ引きで田村君の1057票を死に票にするのは、どうかと思う。彼の票も背負って頑張るしかない」と複雑な表情だった。