飛行士輸送費、18%減の68億円…米新宇宙船 | 国際そのほか速

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飛行士輸送費、18%減の68億円…米新宇宙船 【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は、開発中の民間有人宇宙船で、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に送り込む輸送費は、1人あたり5800万ドル(約68億円)になる見込みだと発表した。初飛行は2017年が目標。

  現在、ソユーズ宇宙船を持つロシアに支払っている輸送費7067万ドルと比べ、約18%安くなる。米国は11年にスペースシャトルを退役させた後、後継の新型有人船の開発を、米ボーイング社と米スペースX社の2社に委託。現在の有人輸送は、ソユーズ宇宙船が唯一の手段となっているが、ロシアは度々、輸送費を値上げしている。