最低制限価格で落札…川崎市職員、業者に教える | 国際そのほか速

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 神奈川県警は8日、川崎市技術監理課職員の田代竜三容疑者(38)(川崎市多摩区)を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の両容疑で、造園工事会社「川崎工苑建設」役員の本多研一容疑者(50)(同市高津区)を同妨害容疑で逮捕した。

  発表などによると、田代容疑者は同市公園緑地課に勤務していた2013年7月頃、一般競争入札で行われる公園整備工事の予定価格を本多容疑者に教え、公正な入札を妨害した疑い。2人は容疑を認めているという。

  市によると、入札は同年8月に行われ、13社が参加し、川崎工苑建設が最低制限価格(1億2313万円)と同額で落札していた。