日経平均終値1万7768円、1か月ぶり高値 | 国際そのほか速

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 27日の東京株式市場は買いが強まり、日経平均株価(225種)の終値は前日比299円78銭高の1万7768円30銭と、約1か月ぶりの高値をつけた。

  ギリシャの総選挙で緊縮財政に反対する野党が勝利したが、欧米の株式市場で株高が進み、金融市場が混乱しかねないとの警戒感が和らいだ。国内企業の2014年4~12月期決算の発表が本格化してくれば、円安と原油安の追い風を受けた業績の上振れが確認されるとの期待も、相場を押し上げる要因になった。

  市場では「外国人投資家の日本株に対する注目度も高まっている。1万8000円台に向け、株価上昇の勢いが強まる」(大手証券)との声が出ている。