任天堂、営業利益が予想の半分の200億円に | 国際そのほか速

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 任天堂は28日、2015年3月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が従来(昨年5月)予想の半分の200億円になるとの見通しを発表した。

  携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売不振が響いた。4年ぶりとなる営業利益の黒字は確保する見込みだが、復活への道のりは険しい。

  売上高の予想も400億円少ない5500億円に引き下げた。税引き後利益は、円安で外貨建て資産の価値が膨らみ、100億円多い300億円に修正した。

  「3DS」の14年4~12月の販売台数は、国内外ともに前年同期を大きく割り込んだ。昨年秋に「3DS」の新型機を日本と豪州で売り出したが、「未発売の欧州と米国で、従来機の買い控えが起きた」(岩田聡社長)という。