北米各地でグラウンドホッグデー、リスが春の訪れ占う | 国際そのほか速

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北米各地でグラウンドホッグデー、リスが春の訪れ占う 

 [パンクサトーニー(米ペンシルベニア州) 2日 ロイター] - 米ペンシルベニア州パンクサトーニーで2日、ジリスの一種の動物グラウンドホッグが冬眠から覚め、春の到来を占う毎年恒例の「グラウンドホッグデー」のイベントが行われた。巣穴から顔を出して自分の影を見ると、北米で冬があと6週間続くという予想になる。

 パンクサトーニー・フィルと名付けられたグラウンドホッグはこの日、大勢の見物人が「6週間」と囃すなか、自分の影を見たという。

 

 一方、ウィスコンシン州サン・プレーリーでは、グラウンドホッグのジミーが市長の耳を噛み、伝統の通り市長にだけ分かる予想を内緒話で伝えた。それによると、春が近づいているそう。

 ニューヨークでは昨年、デブラシオ市長がグラウンドホッグを取り落し、グラウンドホッグが数日後に死亡するという悲劇に見舞われた。

 そのため今年は、グラウンドホッグ「スタッテン・アイランド・チャック」のサイズに合わせた特製エレベーターでチャックを持ち上げ、人工芝入りの透明な箱のなかで予想を行う新方式を取った。こちらでも、春は近づいているとの予想だった。